まさかの“韓国スルー” 首相演説から消えた韓国 波乱含みの国会スタート

  • 天皇陛下が平成最後の通常国会開会式でお言葉
  • 安倍首相は「平成のその先の時代」を7回連呼
  • 「韓国」に関しては他国と比較にならないほどスルー

即位以来、82回目のお言葉では…

平成最後となる通常国会の開会式へと向かわれた天皇陛下。
即位以来、82回目となる開会のお言葉を述べられた。

天皇陛下
「国会が国民生活の安定と向上、世界の平和と繁栄のため、長年にわたりたゆみない努力を続けていることを嬉しく思います」

“平成国会”最初のお言葉は、平成元年2月10日。

天皇陛下
「ここに、国会が国権の最高の機関として、その使命を十分遂行することを切に希望します」

このお言葉から30年が経った今日、陛下はお言葉を終えて階段を降りると、足を止め、三方に一礼し、国会を後にされた。

安倍首相はポスト平成を意識

その様子を、最前列で見ていた安倍首相。
午後2時から行った、2019年の政府の方針を示す施政方針演説でも、“ポスト平成”を強く意識していた。

安倍首相
「平成の、その先の時代に向かって日本の明日を…」
「平成の、その先の時代に向かって…」
「平成の、その先の時代に向かって、日本の明日を切り拓く。皆さん共に、その責任を果たしていこうではありませんか」


“平成のその先の時代”と7回も発言し、少子高齢化の克服など、今後の政権運営への決意を強調した。

「韓国」はかつてないほどのスルーっぷり

一方、関係が悪化している韓国については…

安倍首相
「米国や韓国をはじめ国際社会と緊密に連携してまいります」


一言、国名をあげただけだった。

2014年の国会開会時は「韓国は基本的な価値や利益を共有する最も重要な隣国」と演説した安倍首相。第二次政権発足直後は韓国について“基本的価値と利益を共有する”と位置付けてきた。

しかし2014年10月、当時の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして、産経新聞のソウル支局長が在宅起訴されると…

安倍首相
「韓国は最も重要な隣国です」


との表現に変更。
さらに、文在寅政権となった2018年の演説では、“重要な隣国”の表現も消えた。

そして2019年。
もはや韓国への言及は、中国や北朝鮮と比べても、最小限に。

“韓国スルー”ともとれる演説に、総理周辺は…

総理周辺
「今は向こう(韓国)が信頼関係を壊している。大人の対応をする必要なんてない」

勤労統計問題では陳謝

そして、焦点となっている勤労統計の不正調査については…

安倍首相
「国民の皆様にお詫び申し上げます」
「統計の信頼回復に向け、徹底した検証を行ってまいります」


と、陳謝。これに対して立憲民主党の枝野代表は…

枝野
「全貌解明や再発防止に向けての話は全くなかった」

とコメントした。

野党6党派は28日、党首会談を開き、安倍政権打倒を目指す方針を確認した。29日から激しい論戦となりそうだ。

(「プライムニュース イブニング」1月28日放送分より)

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