「死ぬのも日常」初公開 樹木希林さんが語る“生き方の極意”

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樹木希林さんが亡くなる2年前。

全身に及んだがんの闘病中、静岡で行われた講演会の映像が、初めて公開された。

樹木希林さん「がんという“死病”、必ず死ぬであろうというハンコを押される病気になったことが、わたしの覚悟を自分で持てるようになった。それは、いろんな意味でプラスになっている。わたしは(死を)受け入れちゃったから、その部分の役どころはいくらでもある。(芸能界に)おばあさんの役者がこんなにいるのに、なんで、おばあさん(役)というと、わたしのところばっかり来るの?」

あとを追うように天国に旅立った、夫の内田裕也さんについて。

樹木希林さん「ある日、うちの娘がね、イギリスでタロット占いを見てもらった。『父親がいるんですけど、どうなるんでしょうか?』と言ったら、占い師が『大丈夫ですよ、このお父さんは、お母さんが死ぬときに首根っこ捕まえて一緒に連れて行きますから。グワっと連れて行きますから』と言った。あんまりおもしろい話なんで、わたしが夫に、機嫌のいい時に話した。『なんかわたしが死ぬとき、あんたの首根っこ捕まえて、グワっと一緒に連れて行くらしいよ』。真剣な顔して、『頼むから1人でいってくれ。俺のことは忘れてくれ、1人でいけ』って」

この講演の様子は、19日に発売のDVDブック「樹木希林 ある日の遺言 食べるのも日常 死ぬのも日常」に、62分にわたり収録されていて、希林さん流の生き方の極意が語られている。