“双子ジャンボ”の仰天ミッション 試験飛行に成功

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見慣れない形をしている飛行機。

大きな翼に、胴体が2つついている。

まるでジャンボジェット機2つをつなげたような形をしているが、端から端までの長さは、およそ117メートルで、世界最大の長さ。

大勢のお客さんを乗せられそうな気がするが、旅客機ではない。

これは、アメリカの宇宙開発会社が開発したもので、ある重要なミッションを帯びている。

どんなミッションなのか。

アメリカのモハベ砂漠上空を悠々と舞う飛行機。

その名は、「ストラトローンチ」。

世界最大の2階建て旅客機のエアバス社のA380を、およそ37メートルも上回る長さ。

これを開発したのは、マイクロソフト社の創業者、故ポール・アレン氏が立ち上げた宇宙開発会社で、13日、およそ2時間半の試験飛行に成功した。

この航空機の重要なミッションとは、ロケットを発射すること。

2つある胴体の真ん中、中央部分にロケットを搭載し、そのまま飛行して上空まで上がって発射するという。

なぜこのような大がかりなミッションが必要かというと、ロケットは、地上からの打ち上げでは悪天候などで、しばしば打ち上げができないことがある。

しかし、雲の上まで飛んで発射すれば、天候に左右されることなく、いつでもロケットを打ち上げられるというメリットがある。

また、大規模な発射台も必要ないため、費用の削減にもなるという。

開発会社は、早ければ2020年にも実現させたいとしている。