ノーベル賞 本庶氏 がん治療薬 特許料引き上げ訴える

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2018年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した、京都大学の本庶佑特別教授が、製薬会社に対し、開発に関わったがん治療薬の特許料の引き上げを求めた。

本庶さんらは10日、京都大学で会見を開き、開発に携わった小野薬品工業のがん治療薬「オプジーボ」の収入が、3,900億円にのぼると説明した。

一方、本庶さん側が今の契約で得られるのは26億円で、「特許料の配分が少なすぎる」として、8年前から交渉を続けているが、進展がないという。

本庶さんは、「お互いに正しい評価をしてウィンウィンの関係を構築する。対価を若手研究者に投じることで、科学の発展に貢献する循環を作ることが必要」と訴えた。

これに対し、小野薬品は「特許料を引き上げるように要請があったが、原契約との乖離(かいり)が大きい」とコメントしている。

(関西テレビ)