世界ランク1位も視野に!大坂なおみ選手 “強さ”の秘密に迫る

  • 全豪オープンでベスト4入りの快挙! 世界ランキングでは3位以内になることが確定
  • 勝因は「メンタル面の改善」と新コーチ就任後の「肉体改造」にあった
  • 「すべてが整っている」状態の大坂選手だが、準決勝の相手との対戦成績は1勝2敗…リベンジなるか?

23日午前、オーストラリア・メルボルンで行われたテニスの全豪オープン・女子シングルス準々決勝。

大坂なおみ選手(21)は、世界ランク7位ウクライナのエリナ・スビトリナ選手(24)にストレートで完勝し、日本勢として伊達公子さん以来、25年ぶりとなるベスト4進出を決めた。

さらに、28日発表予定の世界ランキングでは3位以内になることが確定。
準決勝、決勝の結果次第では世界ランキング1位になる可能性も出てきた。 

昨年9月、全米オープンを日本勢として初めて制覇し、歴史的快挙を成し遂げた大坂選手だが、果たしてグランドスラム連続優勝となるのか?
「直撃LIVEグッディ!」では、元テニスプレーヤー吉田友佳さんに大坂選手の“進化の秘密”について解説していただいた。

勝因は「メンタル面の改善」と「肉体改造」

木下康太郎フィールドキャスター:
きょうの対戦相手は、エリナ・スビトリナ選手。

吉田さん:
(大坂選手が)簡単に勝ったように見えますけど、(スビトリナ選手は)昨年のWTAファイナル優勝者で、大活躍した選手だったんです。

安藤優子:

実は非常に手ごわい相手だったんですね。

木下:
その選手相手に、試合時間わずか72分で圧勝しました。
吉田さんによると、勝因はメンタル面の改善が大きかったということですが…?

吉田さん:
今日の5-4とリードしている場面40-0で、ここは取れるってところを連続ミスで落として、デュースまで行ってしまったんです。
でも、そこでのイライラを抑え、もう1回エースを取りに行く…その気持ちの持って行き方が非常に良くて、第2セットの圧勝にもつながったと思います。

安藤:
自分を抑え、コントロールできたんですね。

木下:
大坂選手は、メンタル面もそうですが、フィジカル面も大変鍛えたそうです。

木下:
以前もお伝えしましたが、サーシャ・バインコーチが就任してとにかく肉体改造に励んだと。
コーチ就任前と就任後を見ると、かなり体が絞られているのが分かると思います。コーチが就任したのは2年前ですので、2年間かけて徐々に体を絞っていきました。
2017年のオフシーズンから走り込みやジムで肉体改造をして、現在までにおよそ10キロの減量に成功しているそうです。絞った体で、動きが軽やかになったと。

吉田さん:
計算してやってると思うんですけど、動きも良くなりましたし、パワーも落とさないという、この2つがしっかりできましたね。
持ち味も生かしつつ、少し動きが課題だったんですけどそこも改善されました。

木下:
サーシャコーチも「(大坂選手の)体は最高の状態に近い。感情のコントロールも良くなってきている。本当に向上心が強い」と大絶賛しています。

生稲晃子:
いくらすごい選手でも21歳くらいだと体重って下げにくいものだと思うんですけど、それをここまで絞ったのはすごいなと思うし、その自信がプレーにも表れているのかなって思いました。 

木下:
自信という言葉が出てきましたが、こちらをご覧ください。

「サーブを受ける位置」からも伺える自信…準決勝の相手は?

木下:
セカンドサーブとは、相手が1回サーブを打ってミスして、2回目にサーブを打つときのこと。
そのリターンの立ち位置なんですが、通常の選手と比べて大坂選手は前の位置で受けるようになったそうです。
吉田さんによると、これも自信の表れだと?

吉田さん:
今日のセカンドサーブはほとんど前でリターンしていました。普通であればサービスゲームが有利なところ、大坂選手はリターンゲームも有利にできる。
それだけ相手にプレッシャーをかけられる自信があるんですね。動きにも自信がありますし、強打にも自信がある表れだと思います。

安藤:
前に出ればいち早く相手のボールを返すことができて、有利なんでしょうか?

吉田さん:
それもありますし、受ける方も打ってすぐ返ってきますから、準備がどんどん間に合わなくなる。
そこもコーチと計算した戦略だと思います。

三田友梨佳アナ:
去年の全米での優勝も自信に大きく繋がってるんでしょうね。

安藤:
吉田さん、ここまで大坂選手が成長著しいのは何がポイントだと思いますか?

吉田さん:
昨年の全米オープン優勝までも実力があると言われていたんですけど、少しメンタルやフィジカルの部分でなかなか勝てなかったところが、全米でかみ合って来て。
一気に実力もプラス全部がかみ合って来て、全豪オープンを見ていても、大坂選手くらいすべてが整っている選手ってそういない。
だからこそナンバー1にもなれる位置にいると思います。

安藤:
いろんな要素が今ちょうど上手くかみ合ってる時なんですね。


課題だったメンタル面やフィジカル面で大きく進化を遂げている大坂選手。気になる準決勝の相手は、どのような選手なのだろうか?

【準決勝の相手】カロリナ・プリスコバ選手(26歳・チェコ)

・世界ランク8位
・対戦成績は大坂選手の1勝2敗

24日は、昨年9月の東レ・パンパシフィックオープンで大坂選手が敗れた相手、カロリナ・プリスコバ選手(26)と対戦。
大坂選手のリベンジなるか、注目が集まる。

(「直撃LIVE!グッディ」1月23日放送分より)

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