なぜ?学校にヒトの頭蓋骨と“脳のホルマリン漬け”  相次ぐ“本物の人体”発見の謎

  • 佐賀県内の3つの高校で、“本物”の頭蓋骨と“脳のホルマリン漬け”発見
  • 過去には鹿児島市内の2つの高校や、大分、福井、石川各県でも頭蓋骨が…
  • 文科省「本物が実際に使われる事態は想定していないのでルールはない」」

佐賀県内の高校で“本物”の人体が…

学校の理科室などで見かける「人体模型」は、一般的にプラスチックなどでできた“作り物”。
しかし、1月23日…

佐賀県内の3つの高校で、“本物”の人体が標本として保管されていたことがわかったのだ。

本物の人体が見つかった高校は「模型と思っていた」としている。

頭蓋骨や“脳のホルマリン漬け”

佐賀県の教育委員会によると、県立高校2校に“人間の頭蓋骨”が2点。また別の高校には、“脳のホルマリン漬け”1点が、理科室や生物室で、少なくとも20年前から標本として保管されていた。

性別や年齢はもちろん、入手経路などは謎のままだ。

これまでも…相次ぐ“本物の人体”発見

同様のケースは、これまでも…

去年は、鹿児島市内の2つの高校のデッサン室などで“本物の頭骸骨”を発見。

また、大分県、福井県、石川県でも、人の頭蓋骨とみられるものが相次いで見つかっている。

佐賀大学医学部の川久保善智助教は「人骨資料自体は、医学部の解剖学教室で、明治から昭和20年代初めぐらいまで作られて結構な量が存在する。高校とかに出回った可能性は考えられると思う」としている。

警察は「人のもので間違いないが 事件性低い」

警察で調べたところ、今回、佐賀県内の高校で見つかった骨や脳は、3点とも人のもので間違いなく、事件性は限りなく低いということだ。

本物の頭蓋骨や脳が学校に…国の見解は

本物の人の骨や脳が教材として学校にあるというのはびっくりしてしまうが、国としての見解はどうなのか?

教育を所管する文科省に聞くと、「脳や骨格など人体の模型については、購入・使用に関するルールはある。ただし、本物については、そうしたものが実際に使われる事態は想定していないのでルールはない」ということだった。

また、本物の人体標本が学校にあってその扱いに困った場合「死体の扱いや人体解剖に関する事案となり、それに関する法令は多岐にわたるので、地元の警察に相談してください」ということだった。

(「プライムニュース イブニング」1月23日放送より)

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