まるで映画のよう…米軍装う「国際ロマンス詐欺団」逮捕 日本人女性をだます巧みな手口とは?

  • 米軍関係者を装い巧みな手口で現金を要求
  • 日本の中高年の女性が狙われていて被害相次ぐ
  • 逮捕されたのはナイジェリア人とカメルーン人の男4人

千葉に住む“米軍関係者”らを逮捕

“国際ロマンス詐欺”で逮捕されたのは、千葉県などに住むナイジェリア人の男3人とカメルーン人の男1人。
男らが行っていたのは“国際ロマンス詐欺”。
捜査関係者によると、男らはアメリカ軍の関係者を装い去年、福岡県に住む50代の女性から、現金数百万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれている。

逮捕されたナイジェリア人3人とカメルーン人1人

男らはでSNSで女性と知り合った後、結婚や交際をほのめかし、現金をだまし取る“国際ロマンス詐欺”の集団とみられ、こうした被害は国内で相次いでいる。

20年前には映画化までされた

『私と結婚すれば、軍から5000万円の結納金が支給される』

今からおよそ20年前、こんな口説き文句で結婚詐欺を繰り返し、映画化までされた有名な詐欺師がいた。

その名も、『クヒオ大佐』
『クヒオ大佐』は自らを米軍のパイロットなどと称して、髪を金髪に染め、軍服のレプリカを身にまとっていたが、ハーフでもなく、純粋な日本人。
国際結婚をちらつかせて、複数の日本人女性からだまし取った金額は合わせて、およそ1億円とも言われている。

『クヒオ大佐』

SNSで知り合う

今また、外国人を名乗る男が、SNSなどを通じて中高年の女性に接触する新手の結婚詐欺“国際ロマンス詐欺”が横行しているのだ。

2018年10月、仙台市に住む60歳の女性がアメリカの軍人を名乗る男から100万円をだまし取られる詐欺事件が発生した。

女性は去年5月に、SNSを通じて男と知り合い、メールのやりとりをしていたところ…

男『戦闘が激しくなっているので軍を辞めたい。司令官に辞めさせるよう頼んでくれないか』

男からこのようなメールが。メールの内容を信じた女性は、アメリカ軍司令官を名乗る男に除隊を願い出たところ…

司令官『男を日本に送るための民間機の費用として200万円を振り込んで欲しい』

司令官から現金を要求するメールが。
男から、200万円の半分は負担するので、残りの100万円を振り込んで欲しいと頼まれた女性はその日のうちに指定された口座に振り込んだという。

直接会ったことのない人にお金を振り込まない!

山田英秀雄弁護士は「比較的高齢、50代以上の女性がターゲットになる。 外国人の熱烈な愛情表現に慣れていない。 対策は直接会ったことのない人にお金は振り込まないこと」と指摘する。

警察は余罪を把握していて、今後、役割分担や金の流れなど事件の全容解明を進める方針だ。

(「プライムニュースイブニング」1月22日放送分より)

プライムニュース イブニングの他の記事