「日韓合意の着実な実施を」 菅氏 元慰安婦訴訟で

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韓国人の元慰安婦らが、日本政府に損害賠償を求めた裁判が開かれる見通しになったことについて、菅官房長官は、2015年の日韓合意の着実な実施を求める考えをあらためて強調した。

この裁判は2016年、元慰安婦らが日本政府に損害賠償を求めて起こした訴訟で、日本政府が訴状の受け取りを拒否する中、ソウル中央地裁が8日、5月にも審理を開始できるよう、手続きを取ったもの。

これについて、菅官房長官は「慰安婦問題は、2015年の日韓合意で解決を確認した」と指摘したうえで、「日本は、日韓合意のもとで、約束した措置をすべて実施してきており、国際社会が韓国側による合意の実施を注視している状況であり、引き続き、韓国側に日韓合意の着実な実施を強く求めていきたい」と述べた。

また、菅長官は、日本政府が裁判に応じるかどうかについては「慰安婦問題に関する、わが国の立場は一貫している」と述べるにとどめた。

この裁判は、5月9日以降に開かれる見通し。