「統計不正」めぐり野党追及 「一般の感覚では隠ぺい」

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国会は、厚生労働省の統計不正をめぐり、参議院予算委員会で集中審議が行われた。

野党側は、事実解明のためのさらなる調査を求めたが、安倍首相は否定的な考えを示した。

国民民主党・大塚代表代行「総理が『一般の感覚では隠ぺいではないか』と思うと。委員長も『一般の感覚では隠ぺいである』と考えるか」

特別監察委員会・樋口委員長「担当課室の職員らにおいて、意図的に隠したとは認められず、『隠ぺい行為があったとは言えない』と結論付けている」

国民民主党の大塚代表代行は、毎月勤労統計の調査方法が変更された背景に、中江元首相秘書官の発言が影響したのではないかと指摘し、追加の調査を行うべきだと主張した。

これに対し安倍首相は、「中江氏の発言は、統計不正と関わりがない」と述べ、追加調査に否定的な考えを示した。

午後の審議では、立憲民主党会派の小西議員が、特別監察委員会の再調査で、組織的隠ぺいをあらためて否定した根拠についてただした。

立憲民主党会派・小西議員「『事実を隠す意図を持っていたか?』の、事実関係の質問を樋口委員長はしたか?」

特別監察委員会・樋口委員長「私の記憶によると、直接的にこういった質問をしていない。詳細な状況について話を聞いたときに、その結果としてそう判断したということ」

小西議員は、「隠す意図の有無を確認しなければ、隠ぺい行為を確認することは論理的にできない」と批判したのに対し、特別監察委員会の樋口委員長は、「事実認定は、専門家にも参加してもらい判断した」と説明した。