おいしい米の“戦国時代” 最高ランクに「雪若丸」など過去最多の55銘柄

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27日、およそ全国150銘柄の米の格付けが発表された。

最高ランク続出で、おいしいお米の「戦国時代」。

湯気の中で白く輝くのは、長野産米の「風さやか」。

色とりどりのおかずと一緒に、炊きたてのご飯をいただく。

食べた人は、「もちもちしてる。おいしいです」と話した。

AKOMEYA TOKYO銀座本店の売り場には、全国各地20品種のお米が玄米の状態でずらり。

数あるお米の中で、おいしいお米を選ぶにはどうすればいいのか。

27日、注目のランキングが発表された。

発表された食味ランキングでは、北海道産の「ななつぼし」や「ゆめぴりか」など、過去最多の55銘柄が最上位の特Aを獲得した。

午後2時に発表された、平成30年(2018年)産の米の食味ランキング。

米の見た目や味、香りなどを評価して、5段階でランク付けしたもの。

30年前の平成元年(1989年)に、最高ランクの特Aに選ばれたのは、13銘柄。

うち11銘柄が魚沼産に代表される「コシヒカリ」と、まさに日本を代表するトップ品種だった。

その後、平成20年代に入ると、特A銘柄が急増。

北海道産の「ゆめぴりか」や「ななつぼし」など、各地で作られる新品種が特Aを獲得し、知名度を上げていった。

そして、今回注目されたのは、28年連続で特Aを獲得し、前回、初めて1つ下のAに転落した魚沼産コシヒカリの動向。

今回、南魚沼市の担当者に電話で伝えられたのは「特A」。

南魚沼・林茂男市長は、「必ず奪還できると思っていましたが、正直ほっとしている気持ちもある。ただ、固く信じていた」と述べた。

今回、特Aに選ばれたのは、過去最多の55銘柄。

うち9銘柄が新たに特Aを獲得していて、まさに“おいしい米 戦国時代”の到来といえそう。

中でも、初出品で特Aを獲得した銘柄は3つ。

そのうちの1つ、山形の「雪若丸」は、2018年9月に発売が始まったばかりの新品種。

おいしいお米が増えるのは、消費者にとってもうれしいこと。

現在、AKOMEYA TOKYO銀座本店で人気なのは、もっちり系だという。

AKOMEYA TOKYOお米コンシェルジュの蒔田祥之さんは、「AKOMEYA TOKYOでは、ここ近年ずっともっちり系のお米が人気。山形県産の『つや姫』や、佐賀県産の『にこまる』、一番人気なのが、秋田県産の『ミルキープリンセス』。食べ応えがしっかりしているお米を選ばれる方が増えているかもしれない」と話した。

そのもっちり系のお米をさらにおいしく食べるため、ご飯のお供としてお勧めなのが鹿児島黒豚の希少部位をじっくり煮込んだ甘辛いタレがたまらない「黒豚チャーシュー 魔法の肉かけ」。

王者・魚沼産コシヒカリの復活と新品種の登場で、おいしい笑顔が広がるとみられる。