どこまで進む“シェアビジネス”?タンスの肥やしを“貸し借り”できる新ビジネス

  • 個人間で物を貸し借りするビジネス「Alice.style」
  • 貸出料金は自分で決め、料金の15%を手数料として「Alice.style」に支払う
  • 高級化が進む家電は“お試し”で借りる人も

個人間で物の貸し借り

渋谷にあるスタートアップ企業「PEACE TEC LAB」。
こちらが始めたのは、個人間で物を貸し借りする「Alice.style」というサービス。
電化製品やベビー用品などの貸し出しを、知らない誰かに仲介する新ビジネスなのだ。

アリススタイル・村本理恵子社長

アリススタイル・村本理恵子社長は、
「持っているけど捨てられない。でも、そんなに使わないといった物を人に貸すサービス。持たなくてもいいじゃないか。使えればいいじゃないかみたいな。持たない自由みたいな思考が1つ生まれているかなと思います」と話す。

利用方法は簡単。
アプリで会員登録をすれば、あとは使いたい商品を選ぶだけ。
しかし、個人間で物を買うのではなくて、貸し借りすることで、どんなメリットが生まれるのか。

「Alice.style」

まずは貸す側。
ある家庭で貸し出したのは、チャイルドシートや高圧洗浄機、美顔器、クリスマスツリーなど。

貸す人は、
「美顔器は子育てしていると時間がなくて使う機会がない。高圧洗浄機は1回使ってきれいになったら、次使うまでしばらく時間もあくし、年に1~2回使えればいいかなという感じなので、タンスの肥やしになるよりは、貸した方がいい。お小遣い程度に、1,000円でも2,000円でも入れば」と話す。

貸出料金は自分で決め、「Alice.style」に15%の手数料を支払う

「Alice.style」が料金から15%の手数料を取るビジネスモデル

貸すときの料金は、自分で決めることができる。
借りたい人が決まったら、「Alice.style」が料金から15%の手数料を取るというビジネスモデル。
さらに、「Alice.style」に郵送などを委託することもでき、そのときは手数料が50%になる。

委託は商品を「Alice.style」に預けるため、送料だけで倉庫代わりとして使うこともできるのだ。

倉庫代わりとして使用も(6か月間レンタルがないと返却される)

貸す人は、
「トランクルーム代わりじゃないですけど、預けて、誰か使ってくれる人がいるなら使ってもらって、さらにちょっとだけお金も入ってくる」と話す。

借りる側のメリットについて村本社長は、
「炊飯器やロボット掃除機などを買わずに、使ってみたい商品を体験できる。1人で3種類の炊飯器を借りて炊き比べをして、一番おいしいのを自分で買う人もいる」と話す。

高級化が進む家電は“お試し”で借りる人が…

ロボット掃除機や炊飯器など、最近の家電は高級化が進んでいる。
買ってから後悔したくないという人が多く、お試しで借りる人が多いという。

さらに、ベビーカーやホットプレートなど、使用する機会が限られるものが人気のようだ。

村本社長は、
「物を買うということが1つのステータスだったりする資本主義の仕組みから、ちょっと変わりつつある」と話す。

物をみんなでシェアするサービス。
経済の仕組みが、少しずつ変わっているのかもしれない。

(「プライムニュース α」1月14日放送分)

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