春節取り込むデジタル戦略 中国経済減速の中

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一時の爆買いが落ち着いた春節の中国人訪日客をめぐり、デジタル技術を駆使した新たな囲い込みが広がっている。

旧正月の春節に合わせ、4日から始まった、中国の大型連休。

中国ではこの時期、延べおよそ30億人が大移動するとされ、日本にも多くの旅行客が訪れる。

中国人旅行客

「(東京に)遊びに行きます。買い物などをする予定です」

「大阪に行きます。(日本に行くのは)初めてです」

「家族に湿布や膝のサポーターなどを買おうかと思っています」

2017年には、過去最高の735万人が訪れるなど、年々増え続ける中国人旅行客。

しかし一方で、旅行中の1人あたりの消費額は中国経済の減速もあり、減少傾向にある。

一時は家電量販店や百貨店で見られた、いわゆる爆買いは一段落。

そこで今、日本の企業の間で広がっているのが、デジタル技術を使った中国人旅行客の囲い込み。

こちらの美容室では、中国人旅行客向けに、新たなサービスを導入した。

タブレットを使った通訳による接客。

さらに、ネットを駆使したサービスも。

中国人旅行客

「中国にいながら予約できる。すごく便利です」

こちらのお店では、中国で多くの人が利用しているSNS「微信 WeChat」を通じて、予約が可能。

日本の企業が客と美容室の仲介を行っていて、客は中国から日本語を使うことなく、好きな美容室を予約することができる。

株式会社オーエス・高橋由彦取締役

「最近だと毎月100件くらいの予約の問い合わせが来ている状況」

また大手スーパーの「イオン」でも、全国およそ550の店舗でスマホなどを使った通訳サービスを導入した。

2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックに向けて、訪日旅行客の囲い込みは、ますます過熱しそう。