稀勢の里“2連敗” 苦しい土俵 4度目の立ち会いも...

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大相撲、進退がかかる横綱・稀勢の里。

黒星で始まった初場所2日目の14日も土がつき、苦しい場所が続く。

大相撲初場所、進退をかけた13日の初日。

強い決意の表れなのか、まわしの色をこれまでの紺色から、赤紫に変えて臨んだ横綱・稀勢の里。

しかし、小結・御嶽海に押し出され、黒星スタートに。

この取組に、やくみつるさんは...。

元日本相撲協会外部委員 やくみつる氏

「体力的に限界を超えていると思っていたので、その通りの滑り出しと見ました」

地元・茨城県牛久市のファン

「痛々しいが、きょうはぜひ勝ってほしい。超えてくれたらいいな。続けてくれるだけでもうれしい」

「もう少し頑張れると思う。(観光の)宣伝項目がなくなるし、(引退したら)痛いかな。あとは(牛久の)大仏さまに頑張ってもらうしかなくなる」

稀勢の里の応援キャンペーンを行っている商業施設では...。

ピンクのバラが、稀勢の里が勝つと半額の100円になるという。

「きょうは、ぜひとも勝ってほしい」

お茶を扱う店では、1,296円の煎茶が、勝てば1割引きの1,166円に。

「きょうは、ぜひ勝ってほしいです。勝ったらやっぱりね、皆さん(買いに)来てくださいます」

2018年9月の売上帳には、秋場所での稀勢の里の勝利が書き込まれていた。

和菓子店「手作処 かっぱ本舗」では、稀勢の里が勝つと、ポイント2倍。

さらに、優勝すると団子半額セールなどを開催してきた。

手作処 かっぱ本舗 村松慎次店長

「(引退となったら)大打撃だよね。稀勢の里が引退ってなったら、本当に何もなくなっちゃう。本当に牛久としては緊急事態。きょうこそ何とか勝ってくれれば...」

今場所直前、稀勢の里の小学校時代の恩師のもとには、本人からメールが届いたという。

小学校時代の恩師・金澤泰冶さん

「場所の2日前に、『また15日頑張って』という感じの内容のメールを送ったら、明けましておめでとうございますのあいさつとともに、『一生懸命頑張ります』って、1分ぐらいで返ってきました」

わずか2行のメールだったが、稀勢の里の秘めた闘志を感じたという。

元日本相撲協会外部委員 やくみつる氏

「きょう勝てば、まだ3日目以降はあると思うが、もし負けるようなことがあると、おそらく3日目、お相撲を取ることはかなわないのではないかなと」

午後5時半すぎ、稀勢の里を応援するのぼり旗もたくさん掲げられた商業施設。

テレビを見守る市民も、だんだんと緊張感が高まってきた。

進退がかかる横綱・稀勢の里。

逸ノ城との一番で、痛恨の2敗目を喫した。

13日は、小結・御嶽海にあっけなく押し出された稀勢の里。

14日は、関取で最も重い226kgの逸ノ城が相手。

直近3連敗中という嫌な相手に対して、立ち合いが合わず、幾度も取り直しとなった。

そして迎えた4度目の立ち合い。

はたき込みで敗れ、これで不戦敗を除き、2018年からの7連敗。

横綱としてのワースト記録となってしまった。

取組後の支度部屋では、記者からの質問に終始、無言だったという。

15日は前頭筆頭、栃煌山との取組となっている。