ホカホカ中華まんが“アツイ” 100億円投資の狙い

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寒いこの時期、食べたくなるホカホカの中華まん。

冬のおなじみのグルメに、今、熱い視線が向けられている。

ふっくらモチモチの生地。

その中から、ジューシーなお肉が顔を出す、ホカホカグルメ・中華まん。

この中華まんが今、さまざまな進化を遂げている。

株式会社中村屋・鈴木達也社長は、「中華まんの市場拡大にともなって、100億円の投資を行い、武蔵工場を稼働いたしました」と述べた。

100億円もの資金を投じて、専用工場を造ったのは、肉まんやカレーなどでおなじみの中村屋。

株式会社中村屋・鈴木社長は、「家族と一緒に、体験型、五感で楽しむ工場見学を目指しました」と述べた。

中華まんのおいしさを五感で楽しむ場所としてオープンするのが、日本初となる「中華まんミュージアム」。

1月25日から、埼玉・入間市にある、新たな工場に併設される形でスタートする。

14日は、地元の小学生や報道陣にひと足先に公開。

見学は無料で、すでに3カ月先まで、予約でいっぱいとなる人気ぶり。

なぜ今、日本初の中華まんミュージアムを作ったのか。

株式会社中村屋 FF事業部の伊賀義晃統括部長は「中華まんの市場規模です。右肩上がりということで、拡大しています」と述べた。

700億円に迫るともいわれる、中華まん市場。

右肩上がりの成長を追い風に、中村屋では、初のミュージアム建設で、いっそうの売り上げアップを狙う。

中華まんの進化は、コンビニ各社でも。

大手ファミリーマートは、井村屋とタッグを組み、2018年から生地の発酵工程を変え、より、ふっくらとした食感に改良するなど、高付加価値の中華まんを展開している。

2018年9月時点の売り上げで、前年に比べ、およそ150%アップと好調。

進化する中華まんに共通するのが、高品質。

東京・目黒の肉まん専門店「目黒五十番」。

肉まん1個448円と少し高いが、「本物の味」が認められ、目黒五十番オーナーの今井幸夫さんは、「1日は、前年よりかなり(良くて)、売るものがなくなっちゃうくらい。肉まんがたくさん売れましたよ」と話した。

肉まんは、すべて職人たちの手作り。

生地は、1時間寝かすことで、ふわふわの食感に。

その日の朝、ミンチにする豚肉とキャベツなどを練り込んだ、特製の肉あんを生地に包み込み、25分蒸せば完成。

できたてホカホカの肉まんは、食欲をそそる。

お客さんは「おいしいです、ジューシー」、「大きいので、すごく食べ応えがあるし、本場の味」、「老舗感があって、おいしそうだなと思って(買った)」などと話した。

寒さが増す、これからの時期、さらに恋しくなるホカホカの中華まん。

そのおいしさの進化から、目が離せない。