吉田沙保里選手が引退発表!「霊長類最強女子」とまで呼ばれた、これまでの戦績は?

  • 2004年のアテネ五輪から金メダル3連覇、国民栄誉賞受賞も 
  • 2014年の父の通夜にて、レスリングへの強い思いを語っていた
  • 引退会見は10日に都内で開く予定

ツイッターで引退発表

吉田沙保里選手は午後4時前にツイッターで、これまで獲得したメダルの写真と共に、現役を引退することを、以下の文面で発表した。

いつも吉田沙保里を応援していただきありがとうございます。この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました。ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも、沢山の方々の応援とサポートのおかげです。みなさん、本当にありがとうございました。(吉田沙保里選手ツイッターより)

36歳の吉田選手が、ついにマットに別れを告げることを決断した。

吉田選手のこれまでの活躍

宙返りを披露する吉田沙保里選手(時事)

今から15年前の2004年アテネ五輪で、当時21歳だった吉田選手が初めて臨んだ夢の舞台で、女子55kg級金メダル獲得の快挙を成し遂げる。そして、試合後には宙返りで、その身体能力を披露した。

さらに、4年後の北京五輪では、圧倒的な強さで2連覇を達成。涙の金メダルを獲得すると、4年後のロンドン五輪でもその勢いは止まらず、3連覇を決めた。この2012年には国民栄誉賞も受賞。記念品として、当時世界大会13連勝中の吉田選手を祝し、直径13mmの真珠のネックレスが贈られた。

真珠のネックレスを受け取る吉田沙保里選手

吉田沙保里選手:
本当に大変光栄に思いますし、「またがんばろう」と思いました。

 
2014年には最愛の父・栄勝さんが急死したが、その通夜の会場で吉田選手が口にしたのは、レスリングへの強い思いだった。

吉田選手:
明日の告別式が終わったら、すぐに計量とメディカルに間に合うように、東京に行って日本代表チームのみんなと合流したいと思います。応援よろしくお願いします。

 
日本代表として、その後も勝ち続けてきた吉田選手。「霊長類最強女子」とまで呼ばれ、世界大会での連勝数は16にまで伸びた。そして迎えた、4度目の五輪は日本選手団の主将を務め、金メダル最有力候補として試合に臨んだが、決勝で敗れ銀メダル。4連覇はならなかった。その後、去就が注目される中、地元で行われたパレードで、引退について以下のように言及した。


吉田選手:
引退とは言いません。この子たちを指導しながら、一緒に(東京五輪に)行けたら行きたいなという思いでおります。

10日に引退会見を開く予定

吉田選手が選んだ道は、選手兼任コーチ。東京五輪へ向けて、自身の出場も視野に現役を続けてきたが、リオ五輪を最後に試合に出場することはなかった。

吉田選手は10日に都内で会見を開き、自らの口で引退について語る予定だ。長年、レスリング界を引っ張ってきたレジェンドが、33年間の競技人生に別れを告げる。


(「プライムニュース イブニング」1月8日 放送分より)

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