トランスジェンダー 史上初の出場 ミス・ユニバース世界大会

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世界一の美しい女性を決めるミス・ユニバースの世界大会に、史上初となる、ある女性が出場して話題になっている。

どこを見ても、美女、美女、美女。

中でも、ひときわ目を引くスタイル抜群で手足の長い女性は、ミス・ユニバーススペイン代表のアンヘラ・ポンセさん(27)。

実は、生まれた時は男性だった、トランスジェンダー。

トランスジェンダーとは、心と体の性が一致しない人のこと。

27歳のアンヘラさんは、生まれたとき体は男性だったが、心は女性のトランスジェンダーの女性。

アンヘラさんは、「(スペイン代表として、タイにいることをどう思う?)最高よ。みんなと同じタイへ来られて、とてもうれしいわ。歴史を刻んだことも、夢を実現したことも」と話した。

見た目の美しさだけでなく、豊かな人間性や知性など内面的な美しさでも、世界一を競うミス・ユニバース。

アンヘラさんは、23人が出場したスペイン大会で優勝。

トランスジェンダーとしては初めて、世界大会への出場を決めた。

決戦の地・タイでも注目されることにアンヘラさんは、「タイには昔から絆を感じていたの。多様性に満ちているところとかね。タイのミス・ユニバースに参加できて、最高にうれしいわ。昔からの夢が最終的に実現したから」と話した。

日本代表として世界大会に出場している加藤遊海さん(22)は、アンヘラさんについて、「わたしは、彼女のことはトランスジェンダーとか、男性だとかいう見方ではなく、女性として会話してて、一緒にお着替えもするし、全然何も違和感はないです。すごく優しいので、中身から女性でした」と話した。

ミス・ユニバースをめぐっては、2012年のカナダ大会で候補者の1人がトランスジェンダーだったことを理由に失格に。

これに非難が殺到すると、当時、ミス・ユニバースの団体の代表を務めていたトランプ氏によって、失格処分は無効に。

その後、正式にトランスジェンダーの出場が認められた。

ミスコンテストの世界に新たな歴史を刻んだアンヘラさんに、ライバルの候補者たちからも、「67回目のミス・ユニバースの一員として、ここに参加できて光栄よ。その中に初のトランスジェンダーの女性がようやく認められてうれしいわ。わたしたちは、人種の多様性を祝福しあうべき。人として容姿ではなく、自分の感じるままを大事にすべきよ」といった声が聞かれた。

アンヘラさんは、「精いっぱい生きること。個性を大切に幸福をつかんでください。他人への尊重を忘れず、互いに愛せるようになりましょう」と話した。

ミス・ユニバースの世界一が決まるのは、12月17日。