平成から新しい時代へ 節目の年2019年の皇室は?

カテゴリ:国内

  • 4月30日、天皇陛下が退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位される
  • 1月2日の新年一般参賀は平成で最多の約15万5千人
  • 雅子さまのご体調、真子様のご結婚、悠仁さまのご進学は?

2019年、皇室にとり節目となる年がいよいよ始まりました。
4月30日、天皇陛下は退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位されます。

2019年の皇室のスケジュール

今年の天皇陛下のスケジュールを見ると、

1月1日 新年祝賀の儀 
2日 新年一般参賀 天皇陛下が宮殿のベランダからお言葉を述べられます。
7日 昭和天皇 三十年式年祭 昭和天皇のご命日。この日、陛下は即位されました。
中旬 講書始の儀
歌会始の儀 来年の歌のお題は新天皇が決められます
2月23日 皇太子さま59歳のお誕生日
24日 天皇陛下ご即位3030年記念式典
3月末   天皇陛下神武天皇陵へ
4月10日 両陛下ご成婚60年
中旬 天皇陛下 伊勢神宮参拝へ
30日 退位礼正殿の儀 ここで、陛下が退位することを宣言されます
5月1日  皇太子さまご即位 剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀

今のところこのような流れとなっています。

新年祝賀の儀(1月1日 皇居)

新年一般参賀に15万5千人

まず注目されたのは、新年一般参賀です。
昨年12月の天皇誕生日の際の一般参賀には、およそ8万3千人が皇居を訪れました。
国民が直接お会いできる最後の機会となることから、今年は、これまでを超える人たちが皇居を訪れ、平成に入って最多となるおよそ15万5千人が訪れました。早朝から長い列ができ、参賀の回数も、当初の予定より2回多い、7回に増やされました。
ちなみに平成に入り過去最多は、去年の12万6,720人でした。

新年一般参賀(1月2日 皇居)

1月7日 ご即位30年

そして、陛下が1月7日、即位されて丸30年となられます。
丸30年となられたことをお祝いする政府主催の記念式典が2月24日行われます。
4月10日にはご結婚60年、いわゆるダイヤモンド婚式を迎えられます。

4月30日ご退位

こうした節目を迎える中、ご退位の準備は進みます。
今のところ、ご退位の日の4月30日、退位礼正殿の儀が行われることになっていますが、明治以降、退位の前例がなく、どのような儀式になるか見えていませんが、国民に向け何らかのお言葉を述べられるものと思われます。

2月23日 皇太子さま お誕生日

即位される皇太子さまは、2月23日、59歳のお誕生日を迎えられます。
これまでもお誕生に際して、事前に記者会見が開かれていることから、今年はご即位にむけたお気持ちを示されるものと思われます。

雅子さまのご体調は?

皇太子妃雅子さまのご体調を気にされる方も多いですが、昨年一年間を見てもお出ましの量・質とも上向きに思われます。
確かに、ご体調に波はありますが、皇后となられても、これまで同様に体調を見ながらご公務に励まれるでしょう。

お出にならない公務もありますが、お出になられる公務が増えていくことが大切で、出席することで、ご自信をつけられていきます。
お出になられた際には、雅子さまは気持ちを込めて公務に臨まれることでしょう。
出られなかったことに注目するのではなく、出席されたことを喜んでいくような、私たちも雅子さまの公務のご姿勢を理解し信頼していく必要があるのです。

秋篠宮さま 皇嗣に

秋篠宮さまは5月1日以降、皇嗣となられます。
皇嗣とは、皇位継承順位第一位、という意味です。
ですので、秋篠宮さまは皇嗣ですが、秋篠宮家がなくなるわけではありません。
ただ、こうした例もないことから、組織をどうするか、どのように公務を分担していくかなどたくさんの懸案を宮内庁と調整する必要があります。

誕生日の記者会見では「話を聞く耳を持たなかった。」と宮内庁長官に苦言を呈されましたが、これまで宮内庁との間で懸案を調整する中で、いろいろと不満が残られたのだと思います。

不満がある以上は、秋篠宮さまと宮内庁で意見をより活発に交わす必要があるのでしょう。
ただ、秋篠宮さまも、必ずしもご自分のお考えがすべて通るものではないとご理解いただければと思います。そのうえで、お考えを公にする際には、内容を吟味していただければと思います。
宮内庁の努力と合わせ、秋篠宮さまのご自制をお願いいたします。

真子さまのご結婚は?

秋篠宮家の中にはあと2つ注目される点があります。

まずは、真子さまのご結婚の問題です。
誕生日会見で、結婚するためのある意味「条件」を秋篠宮さまは挙げられています。
「それ相応の対応」と「多くの人が納得し喜んでくれる」というものです。
この条件は、なかなか厳しいものですが、小室さんはボールを持っていることを確認した上で、きちっりとボールを投げ返す必要があることを認識しなければならないのです。
確かに、今年は陛下と皇太子さまにとり大きな節目の年ですから、真子さまのご結婚は事実上難しく、来年以降のことですが、時間がたつことでより周囲の目は厳しくなっていきます。
今年、タイミングを見て少しでも動きを見せる必要もあるのではないでしょうか。

悠仁さまのご進学は?

もう一つは、悠仁さまの進学問題です。
現在、お茶の水女子大学付属小学校6年生の悠仁さまは、そのまま附属中学校へ進まれるか他の中学校に進まれるか・・・
内部進学だと、お茶の水女子大学付属高等学校は女子高なので、どうしても別の高校へと進学しなければなりません。
陛下や皇太子さまもそうですが、中高大学で出会われた友人の中には、一生続く縁を持つ方もいらっしゃいます。
この時代の友人交友関係は、皇室の未来とも深くかかわってくるものです。

しっかりと将来を見据えたうえで、ご進学先を決めていただきたいと思います。

国民のために…

今年は、両陛下の退位をめぐり、注目が両陛下や皇太子さまに集まり、これまでの歩みやお人柄などの報道も多くされていきます。
そこに描かれるのは、皇室がいかに国民のために祈り行動されているのか、そして、その地位がいかに厳しく孤独であるか。それを一番支えてくださるお妃方がいるのか・・・
皇室の皆様のことをより深く知ることは皇室との信頼関係を築く機会でもあるのです。

(フジテレビ 解説委員 橋本寿史)

亥2019年予測の他の記事