“日産”でマクロン大統領とも 安倍首相、米中と首脳会談

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安倍首相は11月30日、訪問先のアルゼンチンで、アメリカのトランプ大統領、中国の習近平国家主席とそれぞれ会談し、米中貿易摩擦に懸念を示し、双方に自制を呼びかけた。

安倍首相は、米中両国との安定した関係をてこに、双方の橋渡し役を演じたい考えだが、事態の打開につながるかは不透明。

トランプ大統領「(日米両国には)非常に強い絆がある。両国の外交の歴史を振り返ってみて、かつてないほど盤石なものだ」

安倍首相「(G20で)こうした首脳会談が実現するのも、日米同盟がいかに強固であるかの象徴だ」

会談冒頭、強固な日米同盟をたたえあった日米両首脳は、世界経済に影を落とす米中貿易摩擦について、「中国に建設的な役割を促すため、緊密に連携」することで一致した。

そのあとの習近平氏との会談で、安倍首相は、「問題の根本的解決のためには、知的財産の分野などで、中国が具体的措置を講じる必要がある」と踏み込む場面もあった。

政府関係者は、「直接首を突っ込むわけにはいかないが、米中双方のボタンの掛け違いを直す努力はしたい」と述べ、12月1日に行われる米中首脳会談の行方を見守る姿勢を示している。

一方、安倍首相は、カルロス・ゴーン容疑者の逮捕をめぐり、マクロン大統領の要請を受けて短時間会談した。

会談で安倍首相は、日産、ルノー、三菱の3社連合について、「安定的な関係の維持が重要だ」と指摘したうえで、「民間の当事者間で決めるべきものだ」とも指摘した。