「八丁味噌保護」って何!?

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16日の注目ワード、「八丁味噌(みそ)保護」。

愛知・名古屋名物のみそカツや、みそ煮込みうどんに欠かせない八丁味噌。

それを保護とは、どういうことなのか。

八丁味噌は、大豆のうまみを凝縮した濃厚なコクと、酸味や渋味、そして苦味がある独特の風味が特徴。

そもそも、徳川家康が生まれた愛知県は、岡崎城から西へ8丁、今でいう870メートルほどのところにあった八丁村で作られる、みそのことを指す。

現在、この地に店を構えるのは、「まるや」と「カクキュー」という八丁味噌の元祖といわれる2社。

杉で作られた大きなたるを使用する製法や、無添加にもこだわっているという。

そんな中、農水省は2017年12月、地域ブランドを保護するためのGIブランドに、まるやでもカクキューでもない名古屋市内のメーカーが製造するみそを、八丁味噌として登録。

すると2社は、2018年3月、登録されたみそは、本来の八丁味噌とは、製造方法・品質などに大きな違いがあると主張して、農水省に不服審査請求を申し立てていた。

しかし事態は変わらず、2社は15日、産地も生産方法も全く異なるみそで、消費者に多大な混乱をもたらすとして、今度は、消費者庁に見解を求める請願書を提出。

八丁味噌保護を主張する老舗が、新たな動きを見せたことで、大きな話題になった。

16日、まるや八丁味噌・浅井信太郎社長に話を聞くと、「わたしどもは、岡崎市(旧八丁村)で作っているものが八丁味噌と言っているが、『愛知県全部に広げましょう』となってしまっている。熟成期間は『一夏以上でいい』と言っているが、それは違います。少なくとも2年以上、天然醸造でなければいけない。全てに大きな差がある。今回の登録は見直すべき」と話した。