下げ幅はリーマン級!「クリスマス大暴落」気になる今後の株価は?

  • トランプ大統領のつぶやきで暴落
  • 1日の下げ幅はリーマン級
  • しかし危機的だったリーマンショックとは異なる

1年3か月ぶりに2万円台を割り込む

『クリスマスなのにとんでもない日になった』 

市場関係者から嘆きの声が上がった今日の東京株式市場。
日経平均株価は取引開始直後から大幅に値を下げ、終値は先週末に比べ1000円以上下落し、2017年9月以来、1年3か月ぶりに2万円の大台を割り込んだ

また、中国 上海株式市場でも前日の終値と比べて総合指数の下げ幅が一時2.4%を超え、年初来安値を下回った。

きっかけはトランプ大統領の“つぶやき”

クリスマスを直撃した世界同時株安。
きっかけは、アメリカのトランプ大統領の“つぶやき”だった。
クリスマスイブの24日には…

『ホワイトハウスでひとり、民主党が取引に来るのを待っている(かわいそうな私)』

メキシコ国境での壁建設費をめぐり民主党との対立が続くなか、立て続けにツイッターを更新し“ボヤキ”を連発したのだ。

この日は、ニューヨーク市場で株価が大暴落。
金利政策を決めるFRB=連邦準備制度理事会を名指しして“アメリカ経済が抱える唯一の問題”“マーケットを感じ取っていない”と批判したうえでダメ押しの一言。

『FRBは勘が悪くてパットが下手な力任せのゴルフ選手のようだ』

株価続落の責任を“FRBに押し付ける狙い”もうかがえる。

トランプ大統領からの「嬉しくないクリスマスプレゼント」

アメリカ市場の影響を受けて2万円割れとなった日経平均株価。
その背景には米中の貿易摩擦や、アメリカ政府機関の一部閉鎖など、トランプ政権が抱える政治的なリスクへの警戒感がくすぶっていた。

いわば、トランプ大統領から贈られた“嬉しくないクリスマスプレゼント”

この市場の流れに関して大和証券シニアストラテジストの細井秀司氏は「年末に向けて株価が上昇する傾向が出やすいというのがあるんですが、今年に限って言うとトランプ政権に対する不安連鎖がアメリカの景気の悪化、もしくは悪化するのではないかという不安につながっていて株が大きく下がっている」と解説する。

下げ幅はリーマン級

2008年のリーマン・ショックでは、破綻直後に日経平均株価が1日で4.9%下がったが、今回は1日で5%下落している。

1日の下げ幅だけ見れば“リーマン級”だが…

細井氏は「世界の需要が急激に縮小するというのはリーマン・ショックの金融危機によって起きたがああいった話は今回、まったく出てきていない。株価がどんどん下に行かなきゃいけないという危機の状況とは全く違います」と指摘する。 

また、今回の株価急落を受けて、経団連の中西宏明会長は「(驚いています。日本経済はそう悪くはないのにね。トランプが打つ、次々の手が本格的にディスターバンス(混乱)を与えたのかなと。このあとどう動くのかわからないですね」とコメントした。

(「プライムニュース イブニング」12月25日放送分より)

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