野党には「融和」、日本には「強硬」 トランプ大統領が会見

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早くも日本に対し、強硬姿勢をアピール。

トランプ大統領

「昨夜、共和党は上院の議席を拡大し、歴史を刻んだ」

日本時間8日未明、中間選挙後、初めて記者会見を行ったトランプ大統領。

共和党が上院で勢力を拡大したことをアピールし、勝利宣言を行った一方、下院では敗北し、議会がねじれ状態になったことを受け、野党・民主党に協力を呼びかけた。

トランプ大統領

「今こそ両党が団結して、党派への執着を捨て、アメリカ経済の奇跡を続ける時だ」

「アメリカ市民のために、経済成長・インフラ・貿易などで(民主党と)協力したい」

議会で対立し、政権運営が困難になることを避けるためか、民主党との融和路線をアピールしたトランプ大統領。

しかし、変わらぬ強硬路線を示したのが、日本との貿易問題。

トランプ大統領

「安倍首相はわたしの良い友人だ。最も近い人々の1人だ。しかし安倍首相には、毎回『日本は米国を貿易で公平に扱っていない』と話している」

「日本は低い関税で、数百万台もの車を輸出してきた。日本はアメリカの車を受け入れないし、受け入れるとすれば巨額の関税をかける」

対日貿易で、アメリカがばく大な赤字を抱える自動車分野にも言及し、2019年1月にも始まる貿易協定をめぐる交渉に向けて、厳しい姿勢で臨む考えを示したトランプ大統領。

その背景には、2年後の大統領選に向けて、外交・通商問題で強硬路線を示すことで、ポイントを稼ぐ狙いもあるとみられている。

菅官房長官

「今後、行われることになります日米物品貿易協定の交渉について、わが国の国益に反するような合意を行うことは、全く考えておりません」

一方、変わらぬ「トランプ流」は人事でも。

会見直後、トランプ大統領は、確執が伝えられていたセッションズ司法長官を解任したと、ツイッターで明らかにした。

野党・民主党は、早速、「職権の乱用だ」と強く反発している。