なぜ? カルティエが「コンビニ」 カップ麺1万円超え!?

カテゴリ:ビジネス

あの高級ブランド「カルティエ」がコンビニを開店。

いったいなぜ、どんなものが?

気になる品ぞろえに迫る。

東京・表参道に21日にオープンして以来、大繁盛となっているこの店。

世界的ファッションブランドの「カルティエ」がプロデュースした高級コンビニ、その名も「カルチエ」。

中に入ってみると、実際に使えるコピー機や雑誌コーナー、そして、電子レンジのオブジェなどが並び、確かにコンビニらしいレイアウトだが...。

来店客は、「すごくオシャレでゴージャスで、すてきだなって」と話した。

買い物かごのカラーは、ゴールド。

商品のラインアップは、900円のコーヒー牛乳や2,300円の金箔入りピクルスなど、特別仕様のものばかり。

さらに、レジ横に置かれたホットスナックの上には、高級食材・トリュフがたっぷり。

これは、赤坂の有名レストラン「TAKAZAWA」のシェフが手がけた、新感覚コロッケ。

また、入手困難なプレミアムスイーツとして人気だというマンゴーケーキも、ずらりと並んでいた。

中でも特に目を引いたのは、なんと、1万800円のカップ麺。

しかし、ふたを開けると、中にはカードが入っている。

このカードに書かれた「sanmi」とは、都内にある会員制高級レストランの名前。

住所は非公開。

通常は、12万円の年会費を払っている会員しか予約ができない店だが、カップの中の特別予約チケットを使えば、ラーメンに前菜やデザートなどがついたディナーコースを予約することができる仕組み。

sanmi・大野尚斗シェフは、「普通のラーメン屋さんで同じ食材で作ると、たぶん1杯7~8,000円すると思うので」と話した。

ミシュランの三ツ星店で働いていたシェフが作るゴージャスなラーメンが、「ラーメン Produced by sanmi」。

sanmi・大野シェフは「フランス料理人の僕が考え得るかぎり、最高のラーメンを作ってみようと思って、プライスレスの、すごい生産者さんたちの食材を使った一品」と話した。

クギをモチーフにしたアクセサリーの新作をPRするために、期間限定でオープンしたこの店舗。

日本の日常にあるコンビニをカルティエ仕様にすることで、アクセサリーのコンセプトを強調するのが狙い。

来店客は「ミスマッチな2つがいいなと」、「カルティエとコンビニという組み合わせがやばい」などと話した。

高級ブランドが、いわば、より消費者に近い路線でPRを展開する理由について、大東文化大学・青木淳子特任准教授は「ブランドの活性化のためには、常に新陳代謝が必要。普段だと敷居が高い感じがするが、(コンビニや祭りで)若い人も親しみを持ちやすいブランドというイメージを与えることができる」と分析している。

老舗ブランドのPR戦略は、日本の市場に何をもたらすのか。

その進化の行方から、ますます目が離せない。