「ペンギンは彼氏がいても猛アタック」“生き物の生態”に絡めた京都水族館の恋愛相談が話題

カテゴリ:暮らし

  • 京都水族館の恋愛相談がTwitter上で話題
  • 回答はすべて水族館で飼育する生き物に絡めたもの
  • 「これをきっかけに生き物に興味を持ってもらえれば」

「好きな人が卒業してしまったので、どうしたらいいですか?」(26歳女性)
「夫の髪の毛を引きちぎりたいです。抑えるにはどうしたらいいですか?」(22歳女性)


これらは京都水族館の恋愛相談コーナーに寄せられた相談なのだが、これに対する飼育スタッフの回答がTwitter上で話題になっている。

「好きな人が卒業してしまったので、どうしたらいいですか?」という相談には、「クマノミという魚は彼女がいなくなると自分が女性になろうとします(性転換)。思い切った切り替えって大事やと思います」と回答。

また、「夫の髪の毛を引きちぎりたいです。抑えるにはどうしたらいいですか?」という相談には、「抑えることはできないと思います。アザラシも換毛で、毛が抜けますが、どーせまた生えてきますよ!」と、どちらも“水族館の生き物”に絡めて、見事に相談に答えている。

「ペンギンは彼氏がいても猛アタックします」

この恋愛相談コーナーは、京都水族館で12月3日から25日まで開催している“恋愛の成就を応援する”イベント「LOVE SUPPORT PROJECT」の一環。

館内で募集した恋愛の悩みに水族館の飼育スタッフが答えるという内容で、以下のような相談と回答が貼り出されている。

【相談(27歳・女)】
好きな子に彼氏がいるので告白してもふられます。どうしたら付き合えますか。

【回答】
ペンギンは彼氏がいても、女の子に猛アタックをします。諦めずにアタックし続けてみたら、どうでしょう!

【相談(6歳・男)】
好きな女の子のことが好きなんやけど、きらいなときもある。どうしたらいいですか。

【回答】
(水族館内の)京の海エリアに入る「ホシエイ」という魚は「スギ」という魚と、よくくっついて泳いでいます。
たまにホシエイはスギのことをきらって、スピードを出してはなれようとしますが、少し間があくと、また、くっついて泳いでます。
好きな部分も嫌いな部分も、両方あっても、うまくやっていけますよ!!

ホシエイとスギ

【相談(15歳・女)】
けんかがおおいです。

【回答】
お付き合いしていると喧嘩してしまう事ってありますよね。
ハマクマノミのカップルはいつも2人で寄り添って泳いでいます。
喧嘩の原因というのは意外とささいなことだったりするので、ハマクマノミのように2人の時間を多く取って大切にしてみてはいかがでしょうか。

ハマクマノミ

相談(20歳・男)】
最近、彼女ができました。初めてのことなので、どうリードしてあげれば喜んでもらえるか、難しいところです。

【回答】
おめでとうございます。初めてだと、どうリードすればいいか、わからないですよね…。
「二ホンイトヨ」のオスはメスを巣穴に誘うときに求愛ダンスをします。
自分の好きなことや、場所、得意なことを彼女に見せてみてはどうでしょう。

二ホンイトヨ

【相談(23歳・女)】
(旦那が)子供の面倒を見る日と見ない日があります。どうすればもっと協力的になりますか?

【回答】
大変ですね…。魚の中ではオスが育児をすることがよくあります。
例えば「サンゴタツ」という魚は、オスが、卵が産まれるまで、お腹の袋の中で世話をします。
旦那さんにサンゴタツを見習ってもらいましょう!

サンゴタツ
サンゴタツの赤ちゃん

これをきっかけに生き物に興味を持ってもらえれば…

恋愛相談の回答が話題になっていることを、回答を担当した飼育スタッフの皆さんはどう受け止めているのか?
京都水族館の広報担当者に話を聞いた。


――ツイートに載せたもの以外の回答もすべて、水族館の生き物に絡めて答えている?

基本的に、生き物を絡めることを条件に回答しております。


――水族館の生き物に絡めて恋愛相談に答えることについて、飼育スタッフの方々からはどのような声があがっている?

ペンギンなど生き物にも複雑な関係があったりするため、「書きやすい」であったり、「生き物から学ぶことも多い」などの声があがっています。


――ツイッターで話題になっていることについて、回答をした飼育スタッフの方々の反応は?

喜んでいまして、「これをきっかけに、生き物にも興味を持っていただければ…」と話しております。

奥深い生き物の世界に学ぶところは多いと思うが、生態の豆知識を教えてもらうことで生き物自体にも興味がわく。
今回の反響を受け、アザラシに絡めた回答をした飼育スタッフは「今、アザラシの毛がちょうど抜け始めている時期なので、来館された際はそこにも注目してほしい」と話しているという。
どのような具合に毛が抜けているのか、気になる人は京都水族館に行って確かめてみてほしい。

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