最新技術でテロ防止!?ここまで来た中国の“最先端技術”

  • 指名手配犯を逮捕…カメラに一瞬映った顔と警察の膨大なデータを瞬時に照合
  • 隠れても無駄…偏光特性を持つレーザーと特殊なレンズでどんな窓ガラスでも見通すことが可能
  • 事前に危機察知…カメラが捉えた人の心拍数からストレス度合いを計測
世界最大級のセキュリティ設備の見本市

監視カメラ大国・中国。
日本が約500万台ともいわれる中、中国全土では1億7千万台以上が稼働しているという。    

中国・北京で開かれ、15万人が訪れた世界最大級のセキュリティ設備の見本市でも、“監視カメラ”が多くの展示スペースを割いていた。

カメラ映像と指名手配犯のデータを瞬時に照合

まずは、訪れた人の顔を即座に識別する“顔認証システム”で世界トップクラスの技術を持つ、メグビー「Face++」社。 

顔認証に使われる人工知能を応用した “AI監視カメラ”でも、高い精度を誇る。 
外の歩行者など、カメラに一瞬映った顔と警察にある膨大な指名手配犯のデータを瞬時に照合し、これまで1万人以上の逮捕に貢献したという。 

顔隠しても無駄!?

こちらは、肉眼ではガラス越しに何も見えないブース。 
しかし監視カメラが捉えた映像には、女性の姿がはっきりと映っていた。

黒いガラスで覆われたブース

人の目には見えない偏光特性を持つレーザーと特殊なレンズによって、建物や車両など、どんな窓ガラスでも、そのガラスの向こう側を見ることを可能にした。 

監視カメラが捉えた映像

自動的にストレス度合いを計測

さらに、監視カメラの役割は、事前に危機察知するという面でも進化。 

カメラが捉えた人の心拍数からストレスや心理的に追い込まれた状態などを数値化する。
例えば、高橋宏朋記者の数値は、3.47。
極度に緊張状態にあり、犯罪を起こす可能性の高い不審者を事前にあぶり出す狙いがあるという。   

高橋宏朋記者のストレス測定

この技術は、病院では患者に、学校では生徒に対する心理的ストレス状態の把握も出来るとして期待されている。  

2020年には6億台以上にも…

担当者は、 
 「健康産業の発展につれて、億単位の潜在市場を見込んでいます」 と話す。
   
2020年には6億台以上になるとの推計もある中国の監視カメラ。  
中国だからこそ可能ともいえる監視モデル体制の構築。
今後も次世代テクノロジーによる、監視網は強化・拡大していきそうだ。

(「プライムニュース α」12月10日放送分)

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