試合用グローブ・販売できるのは1社のみ 振込先は“山根” 独占販売の実態

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数々の疑惑に揺れるボクシング界で、グローブをめぐる疑惑も浮上している。1社による独占販売。その実態を追跡した。

告発代理人・戸田裕典弁護士は、「日本ボクシング連盟のマークがついたグローブなり、ヘッドギアでないと、公式試合に出られませんというような決まりになって、それを扱えるのが事実上1社だったというようなことから、利益、利権が集中してしまったかなと」と述べた。

日本のアマチュアボクシングの試合では、連盟公認マークのついたグローブを使用しなければならない。

しかし、日本ボクシング連盟は、このグローブの購入先を1社に限定。

告発状は、この点を問題視している。

新潟県ボクシング連盟・鶴木良夫理事長は、「8,000円から1万2,000円ぐらいで買えるという人もいますけど、うちらで実際買っているのは、2万1,000円から2万2,000円ですから。普通の2~3割は高い。(連盟公認の)認証シールも、ちょろっと貼れるやつで、1回試合するとはがれるんですよ」と語った。

さらに、ボクシング用品店からは、「何の加工もされていないステッカーを5,000円から7,000円の検定料を取るなど、単なるボッタクリです」との声が。

実はこのグローブ、すでに国際基準をクリアしたもの。

あらためて日本で検定することに、疑問が生じている。

さらに疑問を深めたのが、納品書に書かれた振込先。

そこには、「山根」の文字が。

これは、一体...。

このことについて、5月の連盟の総会で言及された。

総会出席者

「山根会長に関係ある方ですか? 口座振り込みの名義が、そうなっていたということで...」

山根会長

「山根はワシの孫」

「山根 明が、そのグローブ販売したからって、何も違反じゃないですよ。山根 明会長が、なんで商売したらあかんの?」

振込先は、「孫の口座」としたうえで、強く反論。

連盟は、その後、他社の参入の可能性について発表したという。

そして1日、日本ボクシング連盟・吉森照夫副会長は、「(山根会長は病気?)治療しています」と語り、「治療している? 病気? 入院先はどちらですか」との問いかけには無言だった。

「ドン」の口から真実は、いつ語られるのか。