4万人の群衆から4人を特定 防犯カメラの驚くべき威力

カテゴリ:国内

  • ハロウィーン騒動の若者たちが、防犯カメラの映像から特定され、逮捕された
  • 刑法犯の摘発のうち、防犯カメラによるものは5.9%(おととし)
  • 防犯カメラは防犯目的以外使用できない

防犯カメラの驚くべき摘発率

防犯カメラは、防犯目的以外、使っちゃダメなんですよ。
知ってました?
正しい認識で、日本の治安を守りましょう。

ハロウィーンの騒ぎの中、ひっくり返された軽トラック ~YouTubeより~

ハロウィーン騒動の中、渋谷センター街で、軽トラックがひっくり返された事件で、若者たちが逮捕されました。
警視庁は、4万人を超える群集の中から、「リレー方式」による防犯カメラの映像解析などをもとに容疑者4人を特定しました。
正直、防カメ解析でそこまでできるのかと驚きました。

逮捕された4人

おととしの刑法犯の摘発件数は22万318件。

摘発のキッカケの中で、最も多かったのは、警察官らによる職務質問で20.9%。次いで多かったのは、容疑者らに対する取り調べで
8%。そして、3番目が防犯カメラの映像解析で5.9%でした。今や犯罪捜査には欠かせない存在です。

プライバシー侵害?

かつて、防犯カメラと言えば、プライバシー侵害の象徴のように批判されてきました。
私が若い頃は、あの歌舞伎町に、防犯カメラを設置するだけでも、大きな反発がありました。

ところが、今や、ほとんどの人が防犯カメラに抵抗感はないでしょう。
逆に、防犯カメラがあると安心しますよね。

私も同感です。
事件解決、犯罪防止に役立つのであれば、大賛成です。

安易な運用は許されない

ただ、ちまたに溢れるカメラも、防犯目的だからこそ許されているのです。
あまり知られていませんが、国の取り決めもあります。

なぜならば、私たちの顔は、究極の個人情報だからです。
勝手に撮影されたり、使われたりは許されません。
例えば、店の防犯カメラを、売り上げ分析などに使うと場合によってはアウトです。
安易な運用は許されないんです。

最後に改めて。
防犯カメラは、防犯目的以外に、使っちゃダメなんですよ。
正しい認識で、日本の治安を守りましょう。

(解説:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏)

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