【中国トンデモ事件簿】女性の裸体に”部屋の間取り図”

カテゴリ:ワールド

  • マンション販売で女性の背中に”間取り図”
  • 批判が相次ぎ当局が調査に
  • 裸の胸に”間取り図”描く業者も・・ 
ウエイボより

女性の背中に“部屋の間取り”が・・・

2018年11月末、広西チワン族自治区南寧市の不動産業者の事務所の様子を映した映像が、SNS上で話題になった。カウンター前の椅子に座る“上半身裸“の女性たち。その背中には、“部屋の間取り図”が描かれていた。

実はこれ、業者が新しいマンションの宣伝として行ったものだった。このほかにも、並んだ4人の女性の胸にはなぜか蝶が描かれていた。

ウエイボより

なぜこんな宣伝を?業者の言い分は・・

映像が話題になると、地元の女性団体から処分を求める批判の声があがったほか、ネット上でこの広告を出したと名指しされた別の不動産業会社が否定する声明を出すなど、波紋が広がった。
 
業者は現地メディアに対し「会社の企画部が出した広告です。会場を盛り上げるために行いましたが、今後続けるかは未定です」と話した。また、「これで南寧じゅうに知られてしまいました」、とも話したが、地元当局が調査に乗り出した。
 
当局は、虚偽の広告には当たらないとしたものの、わいせつかどうか、広告として違法かどうかは、警察が調べるとしている。工商部門が調べたところ、そもそもこの業者が部屋を販売するための手続きに問題があったことが分かり、話題になってからわずか3日後、事務所は閉鎖された。

ネット上では、
「なんと低俗な」
「利益のためにレッドラインを超える人はいる」
「嫁と一緒に部屋を見に行けないな。いや、夫を連れて行ってはいけない」
「男性はいないのか」
「どうあれマンションの名前は知られたよ」
などと様々な反応があった。

ウエイボより

女性の胸に広告描く業者も

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なかなかびっくりの宣伝手法だが、同じことを考える人はほかにもいる。
10月には江西省の不動産業者が、上半身裸の女性の胸のあたりに、部屋の間取り図や広さなどの情報、「ネットで購入なら割引」などの宣伝文句を書いて街中で宣伝活動を行った。顔に仮面をつけていたが、上半身はほぼ裸。場所は、街の通りに設けた小さなステージで、親子連れも多くいたため批判が殺到した。地元当局が調査に乗り出した。
 
女性の裸体に間取り図などを書く手法は過去にもあり、以前、ある不動産業者は「模型もチラシも弱い。裸の背中に間取り図が王道だ!」とSNSにコメントを書いていた。
 
それにしても、こういう事例を見るたびに、なぜ、確実に問題になることが分からないのか、、、と不思議に思うばかりだ。

(執筆:FNN上海支局 城戸隆宏)

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