あなたはいくつ知っている?ブランドサバ乱立で世は“サバ戦国時代”へ

  • 「ぐるなび」が年間の世相を反映した食を選ぶ「今年の一皿」を発表
  • 「高級食パン」や「しびれ料理」などがノミネート
  • ツナ缶の生産量を抜いたサバ缶は非常食にも。各地でブランドサバが登場

2018年の「今年の一皿」に選ばれたのは...

「今年の一皿」に選ばれたのは、2018年ブームになったあの魚だった。

ノミネートされたのは、お土産などで人気の「高級食パン」に、レモンサワーがブームになった「国産レモン」。
サバ缶がスーパーから消えた「サバ」。中国の山椒、ホアジャオは辛いだけじゃない「しびれ料理」。

今年、注目を集めた食のワードの中から先ほど、飲食店情報サイトぐるなびが発表した今年の一皿は...。


滝久雄会長(株式会社ぐるなび):
今年の一皿は...サバです

料理店でもサバが人気

サバ!多くの飲食店でサバ料理が人気。

東京・大田区のサバの塩焼き専門店、その名も「鯖なのに。」では、脂のたっぷりのったノルウェー産のサバを特製の方法で文化干ししたブランドサバ「もの凄い鯖」を使用し、国産の炭でじっくり焼き上げたサバの塩焼き定食(税込み1000円)が自慢。

小澤陽子アナウンサー:
今が旬のサバなんですが、身がしっかりしています。
おいしい!サバなのにとろけますね。

2017年4月のオープンからサバにこだわってきた店長に、今年の一皿にサバが選ばれたことを伝えると...。

小泉博晶店長:
うれしいっすね。ちょっとドキドキですね。本当なんだって。

6日に来店したお客さんは、昼食にサバの塩焼き定食を選んだ理由を「(血が)どろどろなんで少しでもサラサラになればありがたいです。来週健康診断なんで」と話した。

選定の背景には“サバ缶”人気

今回、サバが選ばれた背景には、皆さんご存じ“サバ缶ブーム”がある。
店頭には色々な種類のサバの缶詰があり、5月の取材時には品薄状態となっていた。

これまで人気を誇ってきたツナ缶の生産量を、2017年に初めてサバ缶が逆転した。

骨や皮まで食べられる水煮缶の場合、生のサバに比べてカルシウムは43倍。
ビタミンB12も水煮缶のほうが多く、栄養満点なうえヘルシーとサバ缶ブームの一因となった。

あのレジェンドも愛好

2019年1月、南米最高峰「アコンカグア」の登頂に86歳にして挑む、冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さんもサバ缶をこよなく愛するひとり。

三浦雄一郎さん:
今回もアコンガクアの遠征に、当然のようにサバ缶をしっかり持っていきます。
僕の場合は卵、納豆にかけて食べることが多いが、これが栄養があって元気が出ますから。
サバ缶は貴重な旅のお供でもあります。

各地でブランドサバが登場...非常食としての役割も

サバ人気は缶詰にとどまらず、「関さば」や「金華さば」などの天然のブランドサバに加え、
各地で養殖のブランドサバが誕生するなど、世はまさにブランドサバ戦国時代。

しかし、今回選考された理由は人気だけではない。
西日本豪雨や北海道地震など、多くの災害に見舞われた2018年。

防災意識が高まる中で、缶詰など非常食を備蓄することの重要性が再確認されたことも選考理由となった。
今年の一皿に選ばれたことで、更にサバは注目を集めそうだ。

(「プライムニュースイブニング」12月6日放送より)

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