貴ノ岩が弟弟子に暴行 被害者から一転加害者に…何があったのか?

カテゴリ:国内

  • 貴ノ岩が「忘れ物の言い訳をしたから」と付け人の弟弟子に暴行
  • 1年前には元横綱・日馬富士から暴行を受け、被害者となった貴ノ岩
  • 元小結の旭鷲山は「横綱を引退させた、あんたも責任をとれってなる」

九州での冬巡業のさなか、酒の席から戻った貴ノ岩関は、福岡県内のホテルの部屋で付け人の弟弟子の頬を平手とこぶしで4、5発殴ったことがわかった。

日本相撲協会による貴ノ岩への聞き取り調査で、暴力をふるったわけを「付け人が忘れ物の言い訳をしたから」を話しているという。

付け人の言い訳をきっかけに、暴行に及んだという貴ノ岩。殴られた付け人は、大きな外傷はないものの、頬が腫れている状態だという。

日馬富士からの暴行を受け被害者だった貴ノ岩

写真:時事通信

2017年10月、モンゴル出身力士中心の酒の席で、元横綱・日馬富士から暴行を受けた貴ノ岩は、2場所連続で休場するけがをした。

けがの具合について元貴乃花親方は「貴ノ岩の容体は、普通の転んだり、普通に殴られたりでできるような傷ではありません」と話している。

写真:時事通信

そして、11月に日馬富士は引退を表明。

引退会見で「先輩横綱として弟弟子が礼儀、礼節がなっていないときに、それを正し、直してあげるのが先輩としての義務だと思っています。彼のためになる、そして僕が正しいことをしているという気持ちが強すぎる、行き過ぎるということがあるんだなと思いました」と述べている。

一方、休場が続いた貴ノ岩は幕内から陥落するが、3月の春場所には十両で復帰すると8勝7敗で勝ち越す。

だが、その場所中に今度は同じ元貴乃花部屋の弟弟子・貴公俊が付け人に暴行。

土俵下に向かうように伝えるタイミングが遅れたことを理由に、素手で2、3発殴り、付け人は流血した。親方にとっては、弟子が暴行の加害者側になるという、まさかの事態。

元貴乃花親方は、相撲協会で2階級降格の処分となった。

その後、貴ノ岩は5月場所で11勝4敗と奮起すると、7月場所は13勝2敗で優勝決定戦を制し、十両優勝、幕内に復帰する。

しかし、その活躍を見守ってほしいはずの師匠、元貴乃花親方が9月に突然の引退を発表したことで、千賀ノ浦部屋への移籍を弟子たちは余儀なくされた。

そうした中、貴ノ岩は日馬富士に対し、約2400万円に及ぶ損害賠償請求の訴えを起こすが、貴ノ岩はモンゴルでのバッシングを理由に訴訟を取り下げた。

写真:時事通信

「あんたも責任とれってなってくる」

被害者から加害者となった貴ノ岩。モンゴル出身力士の大先輩・元小結の旭鷲山は、「小さい時からすごくいい子で大人しいということは聞いている。ただ、忘れ物をしただけで人を殴ったり怪我をさせたりするような人じゃない」と話した。

だが、貴ノ岩の今後については「先輩に殴られたらどんな思いをしたり、どういうことが起きるかは一番分かっている人間だから、やっぱり貴ノ岩に対して逆に横綱を引退させたんだから、あんたも責任とれってなってくる」とした。

貴ノ岩は日本相撲協会の聞き取りに対して謝罪をし、現在は謹慎をしているという。また、6日は被害者側の弟弟子に対して聞き取り調査を行うという。

(「めざましテレビ」12月6日放送分より)

タイトル画像=時事通信

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