【東名高速あおり運転裁判】涙で初めて謝罪するも行為は「勢い」だと語る石橋被告…その心境とは?

カテゴリ:国内

  • 無表情で「申し訳ないことをした」 と謝罪…涙声になる場面も
  • 石橋被告はどのような様子だったか? 傍聴していたキャスターが再現
  • 4回のあおり運転は「文句を言うため」であり、高速道路に投げ出すつもりではないと主張

あおり運転を執拗に繰り返して萩山嘉久さん・友香さん夫婦を死亡させる事故を引き起こし、危険運転致死傷などの罪に問われている石橋和歩被告(26)。
5日、第3回公判が開かれ、初めて石橋被告自らが法廷で事件について語った。

「子供を巻き込んだら悪い」涙声の謝罪と“無表情”

【石橋被告への弁護側被告人質問より】

――後ろの車を遮っていると思いませんでしたか?
そのことは何も思わなかったです。

――追突されるとは思いませんでしたか?
そん時は考えてなかったです。

――今はどう考えていますか?
相手の人に申し訳ないことをしたと思っています。(無表情)


公判3日目にして、初めて石橋被告が謝罪の言葉を述べた瞬間だった。

――その後どうした?
Yさん(同乗の女性)が「子供いるけん、もうやめとけ」みたいな。

――言われてつかんでいた手は?
離しました。

――なぜ右手を離した?
子供を巻き込んだりしたら悪いと思って、それでやめました。(顔をタオルで覆いながら涙声で)

 
「子供を巻き込んだら悪い」と語った時、石橋被告の声は涙声になった。 

大村正樹フィールドキャスター:
きょうの第3回公判には、傍聴券に当選した広瀬フィールドキャスターが法廷内に入ることができました。
広瀬キャスターの目で見た石橋被告の様子を再現してもらおうと思います。

あおり運転は「勢い」…垣間見えた一貫した主張

広瀬修一フィールドキャスター:
はい。5日に行われた石橋被告の被告人質問の様子を徹底再現していきたいと思います。
まず、服装はこのように上下黒のジャージにサンダル姿でした。
入廷した直後は足をそろえて座っていましたが、裁判官が話し始めると足が広がっていき、顔を上下させ落ち着かない様子もありました。
証言台に座る時は堂々と立ち上がり、大股開きで進み猫背で座り、右手にはミニタオルが握られているという様子でした。
このミニタオルは、公判の初日から持っていたものです。

 
石橋被告が初めて謝罪の言葉を口にした瞬間は、どのような表情をしていたのだろうか。 

広瀬:
謝罪については、無感情で無表情でした。
さらりとこの言葉を小さな声で言ったので、心がこもった謝罪だとは直ちに受け取れないような言葉だと、私は思いました。

【石橋被告への弁護側被告人質問より】

――無理して止めるつもりだった?
無理やり止めるつもりはなかった。

――つもりもないのに4回にもわたってあおり行為をした。相手を止める行為じゃないの?
その時は止めるつもりはなかった。

――じゃあどうして繰り返したの?
勢いじゃないですかね。

 
広瀬:
弁護側は、文句を言うために追いかけたのであって、高速道路に投げ出そうというつもりはなかったということを言っています。
文句が言えればいいのであって、そこまでひどいことをやるつもりはなかったと主張するための弁護側のやり取りだと思いました。

安藤優子:
弁護側の被告人質問は、想定問答集のように練られたやり取りだったのか、行き当たりばったりな問答だったか。
広瀬さんは、被告の表情からどのように感じましたか?

広瀬:
答えるのにかなり間をおいて答えている部分もあって、そのあたりは正直に答えているのではとの印象がありました。
ただ、方針が一貫していまして、文句を言うためだけに追いかけたんだという、そこはブレないようなやり取りが続いていたのかなと思いました。 
 

弁護士から「最後に事件で亡くなったお父さん、お母さん、ご遺族に対して今どう思っている?」と問われた石橋被告は、「今回こういう事故を起こしてしまって申し訳ないことをしたと思います。本当にすみませんでした」と謝罪の言葉を口にし、ここでもタオルを顔に当てていた。

(「直撃LIVE!グッディ」12月5日放送分より)

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