ネット配信だけでファン拡大

カテゴリ:芸能スポーツ

YouTubeからアーティストになる。

かつての路上ライブをしてという方が、今では見られなくなったのかもしれない。

YouTubeから生まれたアーティスト、その名も「shimamo」さん。

東京都内の建物の一室から、美しい歌声を響かせる女性。

その周りには、照明やさまざまな機材が。

24歳のshimamoさん。

3年前から、インターネットで生歌を配信。

毎日、カメラの向こうの視聴者のリクエストに応え、生歌ライブを届けている。

「声がきれい」、「癒やされる」と高い評価を受けて、ファンを拡大し、今では、動画の再生回数がなんと1,000万回を超えている。

再生回数が多いほど、たくさん稼げるYouTuberとして、その歌声1つでサラリーマンの平均収入を上回るほどとのこと。

まさに、新時代のミュージシャン。

shimamoさんは、「音楽以外のことをやって、音楽をおろそかにすることが嫌だから、生活が困らないぐらいに生活しています」と話した。

宮城県に生まれ、1人っ子のshimamoさんは、5歳のころからピアノを始め、高校時代はメタルバンドでベースを担当。

次第に、自分も歌いたいと思うようになり、インターネット配信をスタート。

注目度が一気に上昇すると、そのYouTubeの活動に目をつけた楽天球団が2017年10月、ホーム最終戦で国歌斉唱をオファー。

shimamoさんは、「(夢や目標は?)紅白歌合戦に出場することです。紅白のスタートラインに立ちたくて」と話した。

これまでのように、路上ライブなどではなく、インターネット配信だけでファンを拡大した異色のアーティスト。

そんな彼女が、初めて大きな会場でファンと対面することに。

shimamoさんは、「楽しみです。きょう終わってほしくない」と話した。

700人以上のお客さんが入る会場に、多くのファンが駆けつけたこのライブ。

shimamoさんは「sold outさせました。YouTubeだけで全部」と話した。

そのチケットとグッズの売上額は、およそ500万円。

普段は、画面の向こう側にいるお客さんに、この日は生の歌声を届ける。

彼女の魅力を聞いてみると。

娘に薦められファンになった女性は、「すごく心に入ってくる声というか、人を感動させたいって思いが伝わってくる声だなと」と話した。

2017年の冬から応援する男性は、「仕事は嫌なことがあったときとか、あの声に癒やされて『よし! また今から頑張ろう!』と思います」と話した。

多くのファンに支えられながら、進み続ける彼女。

その歌声に聞きほれた企業から。

shimamoさんは、「ユニバーサルミュージックからメジャーリリースが決定しました」と話した。

10月には、メジャーレーベルからのCD発売と全国ツアーが決定。

shimamoさんは、「CDがリリースされるので、それを1人でも多くの人に聞いてもらうことと、全国ツアーを絶対に成功させたいです」と話した。

紅白歌合戦で、彼女の姿を見る日も、そんなに遠くないのかもしれない。