廃棄物・感染症...1週間の課題 西日本豪雨 死者196人

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甚大な被害をもたらした西日本豪雨の発生から1週間、被災地では、感染症などの危険が迫っている。

豪雨で甚大な被害を受けた、広島・呉市。

ボランティアによる復旧作業を取材中、突然、その音は鳴り響いた。

緊急速報を伝えるアラーム音。

「土石流(避難指示)が出た」、「どこですか」、「天応西条3丁目」といった言葉が交わされた。

土石流が発生する危険が高まったとして、天応地区全域に一時避難指示が出された。

死者196人、今も46人の安否がわかっていない、今回の豪雨被害。

依然として予断を許さない状況が続く中、1週間たった今も、広島や岡山などで、およそ6,000人が過酷な避難生活を強いられている。

13日、2018年最も暑い36.1度を記録した愛媛・大洲市。

土砂を片づける人は、「(この暑さはどう?)暑いですけど、やらないかんですからね。この作業は。35度とかいっているみたいなので」と話した。

被災地を襲う、厳しい暑さ。

しかし、復旧作業を阻むのは、それだけではない。

三原市の一角に、使えなくなってしまった家電・家具、そういった物がうずたかく積まれていた。

行き場を失ってしまった、ごみたちが集められていた。

被災地の至るところに放置された、おびただしい量のごみ。

回収が追いつかず、通行の妨げになっているほか、悪臭や感染症など、衛生面の不安も広がっている。

地元住民は、「そろそろ、感染症がはやると聞いたので、親戚とかも来てくれるので、衛生面で感染症になったら怖いなって」と話した。

こうした中、厚生労働省は、医師や保健師、栄養士らで構成される「DHEAT(災害時健康危機管理支援チーム)」を現地に派遣。

被災地で必要とされる医療情報の収集や、関係機関との連絡・調整にあたっている。

厳しい状況が続く、豪雨の被災地。

14日からの3連休は、これまで以上に気温が高くなるおそれがあることから、被災者への十分なケアが必要となる。