有名マラソン選手が万引きで有罪判決…涙の謝罪 「やめたいのに…」窃盗症とは?

  • 名古屋国際女子マラソン優勝経験を持つマラソン選手が“万引き”で有罪判決
  • 以前も“万引き”で有罪が確定し執行猶予中での再犯 
  • マラソン選手が医師に告げられた病名は「窃盗症」クレプトマニアだった… 

盗んだのは“380円”のお菓子

報道陣を前に涙ながらに謝罪した原裕美子被告(36)
2005年名古屋国際マラソンで優勝し、世界選手権でも6位入賞を果たすトップランナーだった。

写真=時事

2017年に万引き事件を起こし有罪が確定したが、その執行猶予中に再び“万引き”。
2018年2月に群馬県太田市のスーパーでキャンディーなどおよそ“380円分”相当を盗んだ罪に問われ、3日、懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡された。
その後の会見で、原被告は涙ながらに、自らの万引きについて語った。

原裕美子被告:
本当に申し訳・・・本当に申し訳ありませんでした…。
やりたくないのに、万引きをしてしまった。止めなきゃいけないのに、止めたいのに、止められない…。

原裕美子被告:
入院治療をした際に、最初に医師から「あなたの病名は、病的窃盗です。摂食障害です」と言われ、そんな病気があるのかと思った。
これを盗ったら捕まる。捕まったら、この苦しみから解放される…早く楽になりたい…こんな苦しい生活から離れたい…。

原因は“極度のストレス”

窃盗症(クレプトマニア)とは、どのような病なのだろうか?
クレプトマニア医学研究所の福井裕輝所長は、「窃盗について悪いことだと知っていてもやめることができない。発症の契機としては、今回の事件のように慢性的なストレスを受けてということだと思う」と話す。

原被告の場合、トップアスリートとしてのプレッシャーや、厳しい体重制限で摂食障害などに悩み、万引きを繰り返すようになったという。

今回の判決でも、窃盗を繰り返す障害を持つことや、その治療を積極的に継続していることなどが考慮されたとみられる。

原被告は会見で、「再犯しないことを心に強く持ち続けて、これから生きていきたい」と語った。

(「プライムニュース イブニング」12月3日放送分より)

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