ジョジョの奇妙な七五三!?“ジョジョ立ち”で写真館で撮影…その時息子は?

カテゴリ:テクノロジー

  • “ジョジョ立ち”をする「七五三の家族写真」が話題
  • なんと息子のニックネームも「ジョジョ」 !
  • 父親「今後も何かにつけて“ジョジョ立ち”で」

11月半ばになると子どもの成長と健康を祝う七五三の家族をよく目にする。
袴や着物を着た子どもの写真を記念に撮ったりするものだが、今年最も話題になりそうな七五三の写真はこの1枚ではないだろうか?


これは大ヒットマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の特徴的なポーズを意味する“ジョジョ立ち”をした七五三の家族写真。
同作で良く描かれる「バァーーーン」とか「ドドドドドドドド」という擬音が写真の背景に見えてしまうようなファン向けに、ジョジョ風の一言で説明すると下のような感じになるだろうか?

これはッ!「ジョジョ立ち」をする「七五三の家族写真」だッッッ!!


この写真は11月17日に八王子の写真館、桃屋美術が撮った同市に住む高橋さん一家の七五三の写真。
桃屋美術がFacebookで公開したところ、ネットを中心に注目を集め、大きな話題になった。

写真館の中と屋外の両方で撮影したようだが、真ん中に立つ5歳の男の子の記念写真のはずが、どちらかといえば両親のほうがノリノリになっているような気もする。
いったいどういう経緯で撮影されたのか?
まずは、父親に話を聞いてみた。

息子の名前は「ジョジョ」!?

――なぜ七五三の家族写真を「ジョジョ立ち」で撮ったのか?

息子の名前がジョジョにちなんでいたからです。
「ジョジョ立ち」は、息子にはかっこいいポーズだと同意してもらっています。


――子どもの名前をジョジョからとった?

息子が生まれた当時見ていたアニメから読みを「じょうすけ」と決めて、漢字は「仗」が人名に使えないので画数などを考えて「承助」としました。
字で書いてみると座りも良く、とてもいい名前になったと思っています。
幼稚園でも「ジョジョくん」と呼ばれています。


――ジョジョくんは普段から「ジョジョ立ち」など、ジョジョごっこをしているのか?

親が家でたまにやっています。(笑)
息子はもっぱらゲームとシンカリオンに夢中です。


――ジョジョくんはジョジョが好きなのか?

私と妻はジョジョのファンです。
息子は第4部は好きだったのですが、まだ第5部は慣れていないようです。

ちなみに、マンガ版ジョジョの第4部の主人公は、息子さんの名前と読み方が同じ「仗助」で、現在は第8部が連載中である。

ジョジョファンはおわかりだと思うが、店内で撮った写真のジョジョくんと父親のポーズは第3部の主人公である空条承太郎で、母親はシリーズ最強の敵の一人であるディオ・ブランドーのポーズだという。
夫婦で善と悪に分かれていることに他意はなく、「キャラよりも構図や(体の)稼動範囲を優先」した結果だそうだ。

――撮影の前にポーズは決めてたのか?

前日になんとなく考えていたことが、当日になって着物では動けないことが判明して、ほぼ思いつきでやりました。
息子は前日の夜、寝る前にかっこいいポーズをいくつか練習しました。


――屋外撮影は初めから予定していた? 恥ずかしくなかった?

店内で写真を撮ったあとの流れで、お店の前の甲州街道に出て2~3分ほどで数枚とっていただきました。
恥ずかしさはありましたが覚悟を決めました。


――出来上がった写真を見た感想は?

背景といい構図といい、想像を超えたいい写真になり、やっぱり写真屋さんで撮ると違うなと思いました。
春日さんの撮影技術や、貸衣装屋さんの着物のチョイス、美容室のカットに着付けなど、すべてが合わさって万事がうまくいったのだと思います。
息子がそこまで理解していないながらもポーズをしてくれたことも、成長を感じられてとてもうれしかったです。

ただ息子は「早く遊びに行きたい」と言っていました。

写真店「本当にご家族らしい写真が撮れた」

実は、高橋さんは撮影した写真館の春日晃さんと以前から知り合いで、店に飾ってある写真が好みと合っていたことから、今回の依頼を決めたという。
では、撮影した春日さんはどう思ったのか?聞いてみた。

店頭での高橋さんとジョジョくん

――高橋さんからどんな依頼をされた?

最初に七五三の写真を撮りたいというご予約をいただきました。
そのとき、ご家族がジョジョの奇妙な冒険のファンなので「ジョジョ立ち」で撮りたいというご意向を伺いました。


――「ジョジョ立ち」と聞いてすぐわかったのか? 高橋さんがジョジョ好きだと知っていた?

私もジャンプ世代でマンガを読んでいたから「ジョジョ立ち」は知ってました。
ただ、高橋さんがジョジョのファンというのは、その時まで知りませんでした。


――独自のポーズで写真を撮る人は多いのか?

写真館なので一般的なポーズを基本にしています。
たまに、寝転がって撮りたいとか、ワンちゃんと撮りたいと言う方もいらっしゃいます。
ジョジョ立ちみたいに、ここまで変わったのはあまりないですね。


――話題の発端となったFacebookに投稿したのはなぜ?

やはり写真が面白いことと、多くの皆さんにご家族写真は素敵だと思っていただきたくて投稿しました。
お子さんだけの写真を撮る方は多いんですけど、ご家族で撮ることはなかなか貴重なんです。
着物着て、ご家族写真を撮るのって素敵ですよね。


――ネットで話題になったことをどう思う?

今回はまずオーソドックスなポーズの写真を撮影し、そのうえで「別カット」のような形で「ジョジョ立ち」を撮りました。
家族写真は、人に見せるというよりご家族で長く持っていただくものなので、今回は公に出たことで賛否両論があると思います。
ただ、そのご家族にとって、本当にご家族らしい写真が撮れたなと思います。

「今後も何かにつけてジョジョ立ちで」

一方、ジョジョくんの父親は今回話題になったことについて「伝統行事でこういうことをすると賛否両論あるのは覚悟の上ですが、柔軟に対応していただき素晴らしい写真を仕上げていただいた桃屋美術さん、記事にしていただいた八王子経済新聞さんやFNNさん、見ていただいたりコメントをしていただいた皆様に感謝しております。」と話している。
最後にもう一つ、今後、写真のポーズをどうするのか父親に聞いてみた。

――次に記念写真を撮るときは、やっぱり何かするのか?

今後も何かにつけてジョジョ立ちで写真は撮っていくと思います。

変わった七五三の写真に目が行くが、もちろんジョジョくん1人で撮った写真や、スタンダードな家族写真も撮影しているという。
写真館で撮る家族の記念写真といえば、直立不動でかしこまった印象が強いが、好きなポーズに挑戦するのも良い記念になりそうだ。