メカ好きにはたまらない!「ほぼ遊び心」で生まれたロボット型の薪ストーブに歓喜

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  • 圧倒的な“本物感” ロボット型薪ストーブが話題
  • 作ったのは高知の鉄工所 「ほぼ遊び心でデザインしました」 
  • 肩と肘は動かせるため、好きなポーズにすることも可能

懐かしフォルムの“ロボット”にメカ好き歓喜

日々進化する、技術。
2025年の万博開催地が大阪に決定し盛り上がっているが、前回1970年の大阪万博では「ワイヤレステレホン」や「電気自動車」が登場。
今回の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。人工知能や仮想現実、ロボット技術などの最新テクノロジーを使い、健康や医療の問題解決に焦点を当てるという。

わずか50年でアンテナ付きのワイヤレステレホンはスマートフォンに、電気自動車は今や空を飛ぶことも現実味を帯びてきた技術の進化。

“未来の象徴”のロボットも「一家に一台」の時代がやってきそうだが、メカ好きにはたまらない憧れの“巨大ロボ”がとうとう開発された!?と思わず立ち上がりたくなる、こんな写真が飛び込んできた。
それが、こちら。


チェーンで吊るされた、鈍く光る鋼のボディ。
がっしりとした脚と、三本爪のついた腕というどこか懐かしくコミカルなビジュアルに、鎧のようなパーツが無骨な魅力をプラスしている。
昭和の名作、横山光輝さん原作のアニメ「鉄人28号」をどことなく彷彿させるフォルムだ。

そして別の写真を見てみると、お腹の中でメラメラと炎が揺れる様は発進するためのエネルギーをためているようにしか見えない、この“ロボット”の正体。
実は、高知・土佐清水市にある鉄工所「小磯鉄工」が製造する「ロボット型薪ストーブ」なのだ。

歩き出しこそしないものの、近寄ればほっこり暖まれるだけでなく、オーブンの機能も付いているため、ピザやお餅も焼ける優れもの。
幅80cm ×奥行80cm × 高さ1mのもの(税込650,000円~)と、一回り小さい幅55cm × 奥行55cm × 高さ55cm(税込430,000円~)のサイズ展開があるという。
チェーンで吊るされた写真のストーブは「巨大ロボ!?」と思う重厚感があったが、大きめサイズの高さ1mのものだという。

コンパクトサイズの「ロボット型 薪ストーブ ミニ」(税込430,000円~)

「ストーブ」を検索する人が増える冬、Twitterでも「名前付けたい」「メカ好きにはたまらない!」と心をくすぐられた声が挙がっているこちらの薪ストーブ。
小磯鉄工にその詳細をお聞きした。

ロボットは「好きか嫌いかで言ったら好きです」

――ロボット型ストーブはどうして生まれた?

「薪ストーブを作ってほしい」という依頼があったことがきっかけです。
薪ストーブを使わないシーズンでも「見て楽しめる」デザインにしたいと思い、まず足を付け、「足を付けたのだから、手も付けよう」と自由に作っていったところ、ロボット型薪ストーブができました。ほぼ「遊び心」です。


この薪ストーブはもともと「ロボット型にしてくれ」という依頼があったわけではなく、自由にデザインする中で生まれたものだという。
そのため、設計図やモデルとなったロボットは存在せず、「遊び心」で出来上がったデザインなのだという。

小磯鉄工では他にも、背中に背負った五徳をセットできる「しち丸」と、デザイン違いの「しち衛門」の「ロボット型七輪」(税込37,800円~)を販売している。
これは相当のロボット好きなのでは?と思ったのだが、「ロボットは好きか嫌いかで言ったら好きです(笑)」とのことで、特に“ロボットマニア”というわけではないそうだ。

ロボット型七輪 しち丸(税込37,800円~)

――今までにどのくらい購入されている?

4年ほど前から販売を始め、20台ほど販売しました。
インターネットでも販売していますが、イベントなどで直接見た方、高知県内の方への販売が多いです。


――大きさやデザインなど、自分好みのロボに“カスタマイズ”はできる?

今のところカスタマイズの要望はなく、ベースモデルのものを購入していただいていますが、可能な範囲で対応いたします。


――今後、新型ストーブを作る予定は?

やはりロボット型になると思います。
見て楽しめるロボット型薪ストーブの新型が増える予定です。

肩と肘は回転するため、ポージングも可能

ロボット型薪ストーブは常に1台ほど在庫を作っているとのことだが、購入者の要望を聞いた上でオプションパーツなどの詳細を決めていくという。
設置・煙突工事については専門業者または工務店への依頼をお願いしている。

肩と肘は動かせるため好きなポーズをとらせることも可能。
「見て楽しめるデザイン」にこだわった、置いておくだけでほっこりしそうなあったかロボット。
最先端のハイテクがお好みの方も、こんなアナログなロボを一家に一台、いかがだろうか?