東京拘置所ではどんな生活をしているのか?ゴーン容疑者の今と今後に迫る

カテゴリ:国内

  • 「独居房」で生活しているというゴーン容疑者
  • 証拠隠滅などに及ばないよう、面会は制限されているという
  • 高級スポーツカー「GT-R」は日産から無償提供受けたものか?

衝撃の逮捕から26日で1週間が経った。

ゴーン容疑者は今、どんな生活をしているのか。また、今後ゴーン容疑者への捜査や3社連合での立場はどうなるのか。

「有名人なので独居房で生活している」

逮捕されて以来、東京拘置所に勾留されているゴーン容疑者。

東京地検特捜部の取り調べに対しては、容疑を否認しているという。

では、ゴーン容疑者はどんな勾留生活を送っているのか。

今年6月に撮影した東京拘置所の房内の様子を見ると、雑居房は複数人が一緒に過ごせる広さとなっている。

しかし、フジテレビ報道局社会部の平松秀敏デスクは、「ゴーン容疑者は間違いなく有名人なので単独室、要は独居房で生活している」と話す。

独居房は3畳ほどのスペースで、トイレや洗面台など生活に最低限必要なものだけがある。

平松デスクは「聞くところによると朝が7時、夜は9時だったと思います。やることといったら取り調べを待つ、裁判を待つなど、本当に一日がすごく長いという話はよく聞きます」と明かした。

食事は1日に3回で、風呂は週に数回。また、1日に数回、屋外で運動をする機会があるという。

ゴーン容疑者は、弁護人に東京地検元特捜部長の大鶴基成弁護士を選任したが、平松デスクは、「現段階では家族と面会はできません。いま面会できるのは弁護士だけ。たとえば関係のない人と会って、そこで証拠隠滅などに及ぶ恐れがあるので」と面会できる相手は制限されているとした。

先週フランスのルポワン紙は「日本語を話さないゴーン容疑者にとって厳しい勾留条件」と報じたが、東京拘置所の所員とは言葉が通じるのか。

平松デスクは「警察の留置所などは2割3割は外国人。外国人向けにある程度のものを備えていないと問題なので」と、外国人に対応できる備えがあるという。

今後の捜査の流れは?

そうしたなか、26日も不透明な金の流れが明らかになった。

関係者によると、日産が2007年に発売した市場価格1000万円以上の高級スポーツカー「GT-R」。

「自分が第一号の客だ」などと話していたが、実際には無償で提供を受けていたことが明らかになった。

また、ゴーン容疑者が退任後、日産側から数十億円が支払われる計画があり「覚書」も作成されていたことも分かった。

では今後、ゴーン容疑者に対する捜査はどのように進んでいくのか?

平松デスクは「勾留期限が12月10日のため、10日に再逮捕するでしょう。恐らく、私的流用部分についても捜査が今後進んでいくので、予想ですが、年を明けてから再逮捕、その容疑で起訴されるのが1月の終わりくらい」になると明かした。

三菱自動車は26日、ゴーン容疑者の会長職と代表取締役の解任を決定した。

益子CEOは「今回の提案は、苦渋の決断でしたが会社を守るために何をすべきか?社員とその家族を守るためには何をすべきか?を優先して判断せざるを得ませんでした」と会見で述べた。

一方、3社連合の中ではルノーだけがゴーン容疑者の会長職解任を先送りしているが、フランスのルメール経済・財務相は「3社連合のトップはルノー出身者であることが望ましい」と発言している。

今週中には日産・ルノー・三菱自動車の3社により、今後の提携のあり方について協議が行われるというが、ゴーン容疑者の立場はどうなっていくのか?

自動車評論家の国沢光宏氏は、「当然ながらルノーは日産に対し“どういうことが起きたんだ”と問い合わせをしていると思う。日産側も説明をしていると思います。それを見て後はゴーン容疑者の話も聞き、決めるというのが普通だと思います。ルノー側が“もう、これはダメだ”と判断できれば、その時点で解任はあり得ます。フランスからしても(ゴーン容疑者は)いつでも切れる立場にあります」とした。

(「めざましテレビ」11月27日放送分より)

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