大混雑のお昼…新たなサービスでランチタイムをスマートに

  • 毎日行列… “ランチ難民” 救ったサービス
  • 1000円相当のクオリティのランチを低価格で
  • コストかけずにビジネスチャンスを広げる、店側のメリットも

ビジネスパーソンの悩み “ランチ難民” 救ったサービス

定食屋の行列なんて当たり前、コンビニも混雑し、お昼を食べるのは一苦労。 

ビジネスパーソンの切実な悩みが “ランチ難民” 。

東京・渋谷区にあるスタートアップ企業 RYM&CO.が始めたのが「ポットラック」という、お弁当のサブスクリプションだ。

「ポットラック」は渋谷区を中心としたサービスで、さまざまなお店のランチをテイクアウトすることができる。

話題のお店のメニューが低価格で楽しめる

例えば京料理のお店では、おばんざいがたくさん入ったボリューミーなお弁当。

カジュアルなフレンチが楽しめるビストロでは、日本で1%しか流通していない、世界で最も純粋といわれるアイスランドのラム肉を使ったサンドやサラダ。

さらに、ステーキ丼のお店の、直火焼きで香ばしいフィレ肉のどんぶりなど、どれも力の入ったお弁当。

これらのランチは「ポットラック」を利用して、1食あたり600円から680円で注文することができるが、そのほとんどが1000円相当のクオリティなんだそう。

このサービスはプランによって値段が変わり、

月に12食分のチケットのプランなら税抜きで7800円、20食分のプランなら 1万2000円となる。

コストかけずにビジネス拡大へ。店側のメリットも

力の入ったお弁当を低価格で提供するには、わけがあった。

一般的にランチタイムはお店にとってビジネスチャンスだが、店の席には限りがあり、短いランチタイムでの回転率も期待できない。

かといって、ランチの忙しい最中にテイクアウトを準備するのも大変。

しかし、このサブスクは当日の朝10時までに予約を入れるシステムなので、ランチのピークを迎える前に用意することが可能。

つまり店側はコストをかけずにビジネスチャンスを広げることができるのだ。

RYM&CO.谷合竜馬CEO

「好きなお店に行くより、おなかを満たすだけみたいなところがもったいない。本来、ランチタイムはお客さんとの接点になるが、忙しすぎてお店もお客さんを捌(さば)くところばかりに集中してしまって、関係性作りやファン作りに手を出せていないのがもったいないなと思ってこのサービスを始めた」
と、きっかけを語った。

サブスクリプションから生まれる新たなビジネスチャンス。

ビジネスパーソンのお昼が大きく変わりそうだ。

コメンテーターの小泉耕二さんは

「定額制に注目が集まるが、スループット(単位時間あたりの処理能力)も大事ではないかと思う。弁当屋さんであれば、『弁当を作る⇒ 会計をする ⇒ 包んで渡す』などのいくつかのステップがあるが、あらかじめ注文を受けることによって、手間がどんどん省けて、一人あたりの処理時間が短くなっていく。弁当というのは12時の前後10分が勝負だと思うが、そういう短い時間の中でいかに捌(さば)いていくかが解決できれば『弁当難民』もいなくなっていく」と、このシステムに期待感を表した。

(「プライムニュースα」11月23日放送分)

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