AIより主婦!30分で1500円稼げる目からウロコの新しい“働き方”

カテゴリ:テクノロジー

  • “AI大失業時代”の到来と言われる中、人間がやった方が良い仕事が…
  • 企業にも、主婦にもメリットがあり30分1500円のお仕事とは?
  • 人生100年、働き方改革、生産性向上を実現する新サービス

忙しい主婦の“強み”を活かしたお仕事

AI(人工知能)が発達し、人間の仕事が奪われる、いわゆる“AI脅威論”が騒がれる中、AIやロボットにはできない仕事を主婦が代行する「ご近所ワーク」というサービスが始まり注目を集めている。

ご近所ワークは、簡単ですぐ終わる仕事であるものの、誰かがやらなければならないお仕事。さらには機械化するにはコストがかかり、今まで、社員が行ってやらざるを得なかったが往復の時間や交通費が負担となっていたような仕事を近くに住む主婦を募り任せようとする試みだ。

このサービスを手掛けるのは人材派遣会社のビースタイル。「ご近所ワーク」は、家事や子育てなどで、固定勤務や通勤などの時間確保が難しい女性を、「超短時間」かつ「通勤不要な」近所での「必要不可欠な」労働と結びつけているのが特徴となっている。

30分で1500円程度のお仕事は?

作業イメージ

「ご近所ワーク」で主婦の方たちが手掛ける仕事は多岐にわたる。
家の近所のスーパーやコンビニ、ドラッグストアで商品の品出しや補充、時には、つけ麺店での覆面調査や近年、急速に広がるカーシェアサービスの車の清掃、コインパーキングの運営会社からの依頼で空地の写真を撮影したり、不動産会社からの依頼で物件の外観の写真を撮影したりする作業などがある。

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ご近所ワークのお仕事の共通点は、「簡単」「短時間で終わる」「場所が分散している」この3点。
AIやロボットなどで機械化するよりも、社員が現地にコストと時間をかけていくよりも、ご近所の主婦に託したほうが経済合理性が保てる仕事ばかりだ。

こうした仕事の報酬は30分1500円程度。比較的高めの報酬が可能となったのは、社員がこれまで仕事場に向かうためにかかっていた移動時間と交通費等のコスト分を主婦の賃金に上乗せできるようになったことが背景にあるという。
このサービスは主婦にとって賃金以外にも得られるメリットが多いとみられる。
家事や子育て、介護などで固定勤務や通勤が難しい主婦や、保育園の送り迎えの合間などのちょっと手の空いた時間を有効活用したい主婦が、時間をかけず、通勤をすることなく合理的に収入を得られるだけでなく、新たな社会との接点を持つことで、仕事を一時的に離れている女性にとっては「仕事のブランク」を補うことができる点といえる。

「人生100年時代」といわれ、女性の活躍推進が進む中、新しい働き方としてサービスが定着するかどうか、そして人手不足の打開に向けて、働き手の確保につなげていけるかどうか、サービスの行方が注目される。

【執筆:フジテレビ 経済部デスク 西村昌樹】


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