運営費の支払い要求に重いノルマ…日大生2人が逮捕されたイベントサークルの実態

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  • イベントサークルの幹部で日大生の2人が強盗容疑で逮捕
  • 2人はパーティーなどで派手に遊び「金遣いが荒かった」
  • 高い運営費の支払い要求に幹部補佐には重いノルマ

サークルの会費を取り立てようと、元メンバーだった大学生(22)に対して暴行を加え、バッグを奪った疑いで、日本大学の学生2人が警視庁に逮捕された。

1000人規模のイベント開催をうたう、自称・日本ナンバーワンイベントチーム「TL」の幹部で、逮捕されたのはナンバー3の幹部・村尾光康容疑者とナンバー4の清水勝護容疑者の2人。

犯行の様子がドライブレコーダーに…2人は容疑を否認

事件があったのは今年6月。

東京・港区で村尾容疑者と清水容疑者がサークルの元メンバーの首を後ろから絞め、地面に押し倒して顔を蹴るなどの暴行をし、タクシーに乗ろうとした被害者を引きずり降ろして3500円相当のバッグを奪った疑いがもたれている。

犯行の様子がタクシーのドライブレコーダーに映っていたというが、2人は容疑を否認している。

サークルでの村尾容疑者は、カラフルなシャツを着てメンバーの中央で記念撮影をしたり、首からスカーフをたらし、全身白い衣装でパーティーに参加するなど派手に遊んでいる様子がうかがえる。

清水容疑者について「TL」の元メンバーは「見た目からして金の羽振りが良さそう。パッと見だと大学生には見えなかった」と話していた。

金遣いが荒かったという2人。サークルではボウリング大会などさまざなイベントを開催し、大学生やフリーターなど多くの若者が集まり、楽しんでいたという。

高い運営費の支払い要求に重いノルマ

その裏では、入会時に必ず書かされる契約書により支払いの要求が強要されていたという。

番組が入手した契約書には、団体運営費として「7月度3万円、9月度2万5千円」など3ヵ月分の運営費の支払い要求が記載されている。

「TL」の元メンバーは「運営費に関しては、いろいろな声があって『高いんじゃないか』と他の人からも詐欺みたいに言われている一面もあった」と明かしている。

一方で十数人の幹部補佐には、さらに重いノルマが課されていた。

月に4人新しいメンバーを入会させなければならず、達成できなければ4人分の会費12万円が罰金として課されるという。

逮捕された2人は、被害者の元メンバーの男性に対して「新人勧誘のノルマが未達成」だと迫り、3ヵ月分の罰金、36万円を要求し、借用書も書かせていた。

「TL」の元メンバーは「お前が払ってない三十数万円は、俺らが立て替えたから俺らに返せよ」と迫られることもあったという。同様のトラブルは、警視庁に10件以上寄せられているという。

支払えなければ「学生ローンに行こうか」

また、番組では別の元メンバーが書かされた借用書を入手。

同様の手口で書かされた別のメンバーの借用書には、びっしりと収入印紙が貼られ、貸主の欄には村尾容疑者の名前があった。

そして、借入金30万円以上を指定する口座に送金して支払うこと、の一文も。

支払えなければ、数人に囲まれ「学生ローンに行こうか」とその場でお金を引き出そうとすると元メンバーが話している。

こうした行為についてレイ法律事務所・河西邦剛弁護士は「何らかの害悪を告知して、ないしは暴行・脅迫を用いて書面を書かせる行為というのは強要罪に該当する可能性があります」と話している。

(「めざましテレビ」11月19日放送分より)

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