逮捕されたJAL飲酒パイロット ちゃんと検査していなかった!

  • 10月ロンドンで既定の9倍以上のアルコールが検知され逮捕された副操縦士
  • 検査の際、検知器に息を吹きかけていなかったことが判明
  • パイロットの飲酒が続発する中、JAL、ANAが再発防止策を国土交通省に提出

基準値の9倍以上 なぜ検知されなかったのか?

10月に日本航空の42歳の副操縦士がロンドンで乗務直前に規定の9倍以上のアルコールが検出されイギリス警察に逮捕されていた。
日本航空によると、事前の検査で副操縦士は、呼気を感知器に吹きかけず、測定を確認するはずの2人の機長は確認を怠っていたという事だ。

また、全日空子会社の40代の機長は、10月、沖縄県で乗務前日に飲酒し、翌日に体調不良で運航便に乗務できなくなり5便が遅れるなどした。

日本航空と全日空は15日、相次いで国交省を訪れて再発防止策などを提出した。

各社バラバラのアルコール検査基準を統一化も

再発防止策は、これまでの息を吹きかける検査を改め、すでに一部で実施しているストローに息を吹き込むタイプの検査を実施するほか、日本航空は検査の立ち合いを3人に増やすとしている。
国交省は、これまで航空各社が定めていたアルコール検査基準の統一規定を設ける方針だ。

全日空で全面的に導入されるストロータイプのアルコール検査器。
従来の息を吹きかけるタイプの検査器よりも、ストローで息を吹き込むことで正確にアルコールを検知しやすくなる。

ストロー式アルコール検知器

機器が基準値超えを感知すると警告音が鳴る仕組みになっている。また呼気検査機を貸与して個人のアルコール分解能力を把握させるとしている。
日本航空では、このストロータイプの検査器を2017年8月から国内ですでに導入している。導入以降、アルコール濃度が基準値を超えたケースが19件もあり、このうち12便でフライトが遅延したという。

(プライムニュース デイズ 11月15日放送分より)

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