「痩せてきれいになったんじゃない?」内閣府の“セクハラ防止”ポスターに批判の嵐

  • 内閣府作成のセクハラ防止ポスターが物議「何を訴えたいの?」
  • 「セクハラを決めるのはあなたではない」のメッセージが伝わらない
  • 内閣府担当者「趣旨について今後丁寧に説明していきたい」

男性目線の「これもセクハラ?」に厳しい意見続出

内閣府のある啓発ポスターが、ネット上を中心に物議を醸している。

「今日の服かわいいね。俺、好みだな(女性:関係ないでしょ!)」

「痩せてきれいになったんじゃない?(女性:そういうとこだけ見てるんですね…)」

困惑した表情の俳優・東幹久さんが「これもセクハラ?」という声を上げているポスター。
これは、内閣府が女性に対する暴力をなくす運動の一環として東幹久さんを起用して作成したセクハラ防止のポスターだ。

しかし、内閣府の公式ツイッターにこのポスターが掲載されると、ネット上で批判が続出。

「『この程度でもセクハラなんだ』という男性側の戸惑いしか伝わってきません」

「加害者がこれくらい許してくれよ、ダメなのかと言っているようにしか見えない」

といった声のほか、作り直しを求める声も上がった。

さらに、街の人からも厳しい意見が寄せられた。

「これを見て(セクハラ)防止だって思う人っているんですかね」

「伝わらない。セクハラ(防止)のポスターとしては」

15日 東京・有楽町

訴えかけるべきメッセージはそこじゃない!

内閣府は、このポスターを約2万7000枚印刷し、ホームページには動画も掲載されている。

動画では、「ちょっと痩せた?いいよいいよ、綺麗になったよ!」と言う東幹久さん演じる男性会社員の言葉に対して、「気を利かせたつもりでも相手は気を悪くしているかも」と注意を促し、「セクハラを決めるのは、あなたではない!」という言葉がクローズアップされていてる。
最後は、男性会社員が「相手や周囲に配慮した言動を!」と呼びかけるという内容だ。

実は、この言葉はポスターの右隅にも掲載されていた。

ポスターの内容について、街の人からは次のような声が聞かれた。

『セクハラを決めるのは、あなたではない!』というのが重要なので、もうちょっとここがアップになるようなコンセプトがいいのかなと思いました」

モデルを女性にした方が、良かったかもしれません。女性はこういうことを言われたらセクハラに思う可能性もありますよと伝わるのでは」

巻き上がる批判に対して、内閣府の担当者は「ポスターの趣旨について、今後丁寧に説明していきたい。さまざまな意見が上がっていることは承知しており、参考にさせていただきます」と話している。

(「プライムニュース イブニング」11月15日放送分より)

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