主役は学生!招かれるのは企業。大手10社に『一芸』アピールの“逆”就職説明会

  • 早稲田大学の学生らが主催する就活イベント「ICHIGEI」
  • 再来年4月に就職予定の約30人が、特技を書いたポスターで企業にアピール
  • トヨタ自動車や大手商社など10社が参加

早稲田大学の学生らが主催する就活イベント「ICHIGEI

就活イベント「ICHIGEI」

都内で行われた、「ICHIGEI」と題された、 就活イベント。

会場には、まるで選挙ポスターのような張り紙の数々。 
陸上でCAをしてます」  
一夏で60万 ぼろ儲け」 
鼻でリコーダー 素敵な音色奏でます

『一芸』を書いたポスター

これは、企業の人事担当が、興味を持った大学生のもとを巡り話を聞く、従来とは立場が逆転した、言わば“逆就職説明会”。
“売り手市場”のなか、”強気”の大学生が企画した異例の就活イベントなのだ。

学生たち約30人が特技をアピール

早稲田大学の学生らが主催し、再来年の4月に就職予定の学生たちおよそ30人が、自分の写真と特技などの 『一芸』を書いたポスターで企業にアピールする。

参加学生
幼稚園から高校卒業まで14年間皆勤賞だったことです。 継続は力なりということと、意地はあります。自己管理能力はあります
 
参加学生
文学部の成績優秀者です」 

参加した企業は、トヨタ自動車や大手商社など、10社。  
普段は話を聞く一方の企業側だが、“学生詣で”ということもあり、 積極的に話しかける場面が目立つ。 
 
企業側が『一芸』に秀でた学生たちの元に足を運ぶ理由はどこにあるのか。

就職のミスマッチ解消へ

総合人材サービス会社の人事担当
なかなか自分のことを出せずに周りに乗っかって就職活動して、結果ミスマッチ起きてということが住々にして起きてる。今までやってきたことをそのまま就活という場、実際にファーストキャリアを選ぶ場所で出せる環境はとてもいいこと

サービス業の人事担当
学生さん自身も話したいだけ話せて企業サイドも聞きたいだけ聞けて。より生き生きとした姿で見ることができる」 

就社から就職へ

一方、こんな狙いを持つ企業も…。
 
トヨタ自動車 人材開発部 唐澤俊章採用グループ長
就社から就職へみたいなことを言われている中で、やっぱりまだ就社だなって感じは物凄い持ちました。 企業でこの技術・この学問が必要だというのがまだしっかりとお伝えできていないんだと思っている。 これがしっかり何なのか学生の方に伝えないと、学生は何やっていいかわからない。 伝えることで今回の一芸につながっていくと思う。こんだけ頑張れます。やる気あります。となってくる

トヨタ自動車 人材開発部 唐澤俊章採用グループ長

就活の環境、学生の意識が大きく変わる中、企業も新たな人材獲得方法を模索している。

(「プライムニュース α」11月14日放送分)

プライムニュース αの他の記事