アメフトのタックルは犯罪行為ではない! スポーツはルールで裁け

なんでもかんでもおまわりさんに任せるな!

カテゴリ:国内

  • “危険タックル”問題になぜ警察を巻き込んだのか
  • 捜査一課が捜査しても、内田前監督と井上前コーチの指示は認められなかった
  • スポーツはまずそのルールで裁くべき

アメフトのタックルは犯罪行為じゃない

提供:関西学院大学アメフト部

アメフトのタックルは犯罪行為じゃない。
なぜ警察を巻き込んだのか?
そうじゃなきゃ、真相は分からなかったのか?
悔やまれる。

“危険タックル”指示は認められなかった

会見で「指示はしていない」と主張した内田前監督(右)と井上前コーチ(左)

日大アメフト部の悪質タックル問題で、結局、内田・前監督、井上・前コーチについては、立件が見送られる公算となった。

日大の宮川泰介選手が、関学のクオーターバックに危険なタックルをした訳だが、あの警視庁捜査一課が捜査を尽くしても、内田・前監督、井上・前コーチからの指示は認められなかった。

スポーツはルールで裁くべき

会見した日大アメフト部 宮川泰介選手

私は、ずっと、この問題には、刑事捜査はなじまないと主張してきた。

なぜ、なじまないのか?
アメフトはスポーツだから、まずはそのルールで裁くべきなのだ。
アメフトのルールを逸脱した行為だけ、犯罪と認定すれば良い。

そもそも宮川選手は、あの危険タックルで、一発退場にすらなっていない。
ルールの範囲内と判断されたからだ。
一定のラフプレーが容認されるスポーツなのだ。
仮にタックルではなく刃物で刺していれば、アメフトのルールを逸脱している。
刑法で裁かれるべきだろう。

スポーツに刑事捜査はなじまない

そして、これは学生スポーツだ。
そこに警察が踏み込むのは、良くない。
警視庁だって、好きで捜査している訳じゃない。
色んな理由で、捜査はなじまなかったのだ。

と言う訳で、最後に改めて、アメフトのタックルは犯罪行為じゃない。
なぜ警察を巻き込んだのか?
この問題は、スポーツ界の中で解決すべき話なのだ。
なんでもかんでもおまわりさんに任せるな。

(執筆:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏)