“夢の国”でパワハラ訴訟「ババァはいらねぇんだよ」

  • ショーに出演していた2人の女性契約社員が過重労働やパワハラを訴え
  • 2人は合わせて約755万円の損害賠償求める
  • オリエンタル側は「パワハラの客観的資料」求める

「夢の国の住人」が似つかわしくない悲痛な訴え

東京ディズニーランドでショーなどに出演していた2人の女性契約社員。
そんな“夢の国の住人”から、悲痛な訴えが。
 
29歳女性契約社員:
「自分さえ我慢していれば、ゲストの夢を壊さないという気持ちだけでやってきた」「ディズニーが悪いわけではありません。いじめをなくし、安心して働ける職場になってほしい」

 ディズニーランドを運営するオリエンタルランドに対し、損害賠償を求めた訴訟。その第一回口頭弁論が13日、千葉地裁で開かた。

訴状などによると29歳の契約社員は、重さ10キロから30キロのコスチュームを着け、様々なキャラクターに扮してパレードなどにたびたび出演。

来場者を楽しませるために大きな動きを求められた事で、腕に痛みやしびれなどをもたらす、胸郭出口症候群を発症し、現在は仕事を休んでいる

「30歳以上のババァはいらねぇ」

また38歳の契約社員は、複数の上司などからパワハラを受けてきたと主張。

38歳女性契約社員:
「『30歳以上のババアはいらねえ』『やめちまえ』という言葉が一番辛かった言葉」「上司に相談しても『昔からそういう場所だから』と」 

このほかに「全力で潰す」「死んじまえ」といった暴言もあり、心療内科に通院することを余儀なくされたという。

2人はこうした“過重労働やパワハラ”で体調を崩したとして、合わせて約755万円の損害賠償を求めた

オリエンタルランド側は争う姿勢

オリエンタルランド側の弁護士によればオリエンタルランド側は答弁書で“請求を棄却”するよう求め争う姿勢を示し、さらに「こちらの主張を認める認めないという答弁をする前にもう少し詳しい内容を明らかにしようという『求釈明』の申し入れがなされています。」とした。
 
“仕事と病気の因果関係”の説明や“パワハラの客観的資料”などの提示を求めている。 

オリエンタルランド広報部は『係争中の案件のためコメントは差し控える』としている。 

(「プライムニュース イブニング」11月13日放送分より)

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