「突然すぎて言葉もでない…」女優 江波杏子(76)さん急逝

  • 女優 江波杏子(76)さんが肺気腫のため急逝
  • 所属事務所も「突然の出来事に言葉も出ない」
  • 16日放送予定のドラマ「赤い霊柩車」にも出演

女優 江波杏子(76)さんが肺気腫のため急逝

ドラマや映画で独特な存在感を放った女優の江波杏子さんが、10月27日肺気腫のため急逝していたことがわかった。76歳だった。

所属事務所も「突然の出来事に言葉も出ない」

江波さんの所属事務所によると、26日、呼吸の状態が悪化するなどの体調不良を訴え、午後2時に都内の病院に緊急入院。

翌日の昼まで意識はあったというが、回復することなく翌27日午後9時6分に息を引き取った。

江波さんの所属事務所も「あまりの突然の出来事に言葉もありません」と話す。

デビュー当初は悪女役ばかり…初主演作「女の賭場」が転機に

江波さんは女優だった母親の後を追う形で1959年に大映に入社。翌年1960年に女優デビューした。

日本人離れした顔立ちが印象的だった江波さんはデビューから数年、ヒロインを引き立てる悪女役が多かったという。

そんな江波さんの転機となったのが1966年、初主演作となった「女の賭場」だった。

当初、別の女優が務めるはずだったが、ケガのため急きょ主演に指名されたのが江波さんだった

その後「女賭博師」としてのシリーズ作品が17本作られるなど、大映の看板女優に成長

1973年には「津軽じょんがら節」でキネマ旬報の主演女優賞を受賞するなど、女優としての地位を確実なものとしてきた。

その後も数多くのドラマや映画に出演。

最近では、今年放送され佐野史郎さんが連続ドラマ初主演を果たした「限界団地」に出演し異彩を放つ演技を見せていた。

佐野史郎コメント:
今年ご一緒したドラマ『あなたが出るっていうから、出たのよ』とおっしゃってくださいましたこと、恐れ多く、また嬉しかったです。江波さん ドラマのお礼 電話でしか話せなかったし、お話したいこといっぱいあったけれど、作品の中でずっとご一緒できるし、これからもよろしくお願いいたします

また11月16日放送予定のドラマ赤い霊柩車」にも出演するなど、女優として幅広く活躍していた。

先週月曜日まで元気に仕事をしていたが…

江波さんは長年、肺気腫を患っていたが、日常生活には差しさわりなく女優業に励んでいたという。

先週月曜日まで元気に仕事をしていて、来年にかけての仕事も引き受けるべくスタッフとのミーティングを重ね意欲を見せていたという。

生涯独身を貫いた江波さん。その最期は弟が看取った

葬儀は11月2日近親者のみで執り行われ、お別れの会などについては、まだ何も決まっていないという。

所属事務所コメント:
江波杏子は私たちに別れを告げましたが、数々の映画、ドラマの中に生き続けています。
皆様のお心の裡(うち)、記憶の中にも生き続けてくださることを祈っております。

(プライムニュースイブニング11月2日放送より)

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