3本脚のアルパカが“ダービー”出走…「頑張った!」観客を感動させたその雄姿【長野発】

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  • 「歩く訓練」を開始したチャッピーと飼育員
  • 「元気な姿みてもらいたい」アルパカダービー出場決定
  • 観客「がんばってるなと思って感動した」

3本脚のアルパカと「歩かせたい」飼育員の訓練開始

長野県富士見町の「八ヶ岳アルパカ牧場」にいる3本脚のアルパカ「チャッピー」

10月に1歳の誕生日を迎えたばかりのチャッピーは、これまでの歩行訓練の成果もあって、牧場名物の“ダービー”に出場。来園者を驚かせているという。

提供:八ヶ岳アルパカ牧場

チャッピーは、去年10月に後ろの左脚が細く動かない状態で生まれ、生後1ヵ月半で膝から下を切断。
それから「3本脚で歩かせたい」と思う飼育員とチャッピーの訓練が始まった

訓練を嫌がり胃液を吐くこともあったというチャッピー。
試行錯誤しながら、4月からは車いすを使って「歩く訓練」を開始した。
車いすを使うことで、後ろの右脚にも筋肉がつくほか、正しい歩行の姿勢を身につけることができるという。

飼育員の石橋濃青さん
最終的には車椅子無しで、彼(チャッピー)に3本だけで生活できるようにしてあげたい。

「3本だけで生活できるように」と語る飼育員の石橋濃青さん

それから7ヵ月…

10月6日に1歳の誕生日を迎えたチャッピー。
食欲旺盛で、体重は生まれたときの5倍となる25キロまで増え、すくすく育っているという。

飼育員の石橋濃青さん
やっと1歳を迎えたんだなと。無事になんの他の病気をすることもなく大きな怪我をすることもなく、ここまできたのは感無量。

すぐに車いすをつかった訓練の成果が出始める…
後ろの右脚は太くなり、車いすを外したときも3本脚でしっかりと立ち、短い時間だが、歩けるようになった。

車いすを外しても3本脚で立つチャッピー

アルパカダービー出場が決定

そして、チャッピーの元気な姿をみてもらいたいと、牧場名物の「アルパカダービー」に、10月から出場することが決定。

牧場内の約100メートルを5頭のアルパカが競争するアルパカダービー。

そのアルパカダービーに出場したチャッピーは…

スタート前のチャッピー

スタートと同時に出遅れるチャッピー。最下位に…。

スタートで最下位になるチャッピー

ほかの4頭を追いかけ、懸命に走るが…

結局、順位は最下位だったが、しっかりと走りきった。

観客「がんばってるなと思って感動した」

観客の女性:
あんなに早く走れるのがびっくりしました。がんばってましたね、すごく。

観客の男性:
前からインスタグラムで見てて、すごくがんばってるなと思って感動しました。

飼育員の石橋濃青さん
まだまだ挑戦は続きます。訓練はまだ1年はがんばりたい。

成長を続けるチャッピー。
車いすなしで生活できる日が来ることを目指し、これからも訓練が続く…。

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