「元気ないです…」 人気観光地の自由すぎる“自虐”ポスターに魅力がギッシリ

  • 北海道・十勝川温泉の「自虐的すぎる」キャッチコピーが話題
  • 北海道地震で観光客激減…従業員たちの自由な姿がポスターに!
  • 「行ってみたい」「幸せな気持ちになった」との反応続々

PRポスターが「自虐的すぎる」と評判に…

元気ないです 十勝川温泉」

これは現在ネット上で話題となっている、北海道の観光名所・十勝川温泉をPRするポスターのキャッチコピー。

北海道十勝平野のほぼ中心に位置する音更(おとふけ)町の観光名所である十勝川温泉は、今年9月に起きた北海道地震の影響で観光客が激減
1万件の宿泊キャンセルが生じ、総額1億円を超える被害が出ているのだ。

この危機を脱するため、観光協会と旅館組合が作ったポスターが「自虐的すぎる」と評判になっている。
その中身を見てみると…

「仕込みの時間なのに、新メニューどんどん考え中。」

「お部屋空いてるんで、英語の勉強はじめました。」

「見回りついでに、入浴しちゃいました。」

「幸せな気持ちになった」「行ってみたい」など好反応続々

観光客の激減で、旅館の営業が暇なことをあえて前面に押し出し「ヒマ過ぎちゃって、サービス向上。」と苦境を逆手に取る形で十勝川温泉をPRする内容に、ネットユーザーからは「これは行ってみたい」との声が。

試食がぜんぜん止まりません。」と料理をパクパク食べてしまうシェフの写真には、「シェフいい顔してるな。幸せな気持ちになった」など、好反応のメッセージが寄せられているのだ。

観光客呼び戻す一撃になるか?

このポスターのモデルとなったのは、温泉宿・観月苑の従業員たち。
「お部屋が空いているので英語の勉強をしている」という写真に写っている従業員は「(実際には)ここまでゆっくりはしないですけど。すごくユニークで良い出来だと思いました。個人的には、コックさんが一番いいです!」と笑って話した。

十勝川温泉観光協会の窪浩政事務局次長は「こういう時だからこそ逆に、観光客の方がホッとして来られるようなもの、クスッと笑えるようなものを作れないかということで(作成した)」と話していて、この“自虐ポスター”は18日から道内の道の駅や旅行代理店などで掲示がスタート。

また、十勝川温泉では宿泊客1人1泊2000円・1回の利用で2連泊までの最大4000円を補助する「音更ふっこう割」を今月30日から開始するなど、あの手この手で観光客の呼び戻しに取り組んでいる。

思わず笑いがこぼれてしまう、ユニークなポスター。
行楽シーズンを迎え、観光名所の起死回生の一撃となるのか注目だ。


(「プライムニュース イブニング」10月19日放送分より)

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