まさか機長が!最年少オセロチャンピオンに、粋な計らい!

  • ドイツを離陸する飛行機の中で、突然… 
  • 飛行機の機長を務めていた、全日空の谷田さんは実は…
  • 偶然でもなんでもなく、すべては全日空による粋な計らい

“オセロ界の藤井聡太”

15日、チェコのプラハ国際空港から飛行機で帰国した“オセロ界の若きスター”、小学5年生の福地啓介選手(11)は、チェコで行われた世界オセロ選手権を見事に制覇、7段昇段を手にすると共に、史上最年少チャンピオンという記録も打ち立てた。

福地啓介選手:
今はうれしいっていうことだけ。

福地啓介選手(11)

まさしく「オセロ界の藤井聡太」の呼び声高い福地選手。
日本へ帰国するにあたり、経由地となったドイツ・デュッセルドルフ空港で、嬉しいサプライズが待っていた。

それは、ドイツ離陸前の飛行機の機内で起こった。

機長からサプライズアナウンス

 機長:
第42回世界オセロ選手権、ボードゲームのオセロでございますが、チェコのプラハで開催されました。本日その世界チャンピオンをこの飛行機にご利用いただいております。今回のチャンピオン、最年少優勝記録11歳という快挙でございます。

ドイツを離陸する前の機内

 機長がアナウンスで福地選手の快挙を紹介したのだ。
そしてさらに、続けざまに衝撃の事実が明かされた。

機長:
実を申しますと、以前の記録は私自身が1982年に打ち立てた15歳という記録、今回大幅な更新でございます。大変な快挙でございます。

オセロ最年少チャンピオンだった全日空の谷田邦彦機長(1982年・当時15歳)

オセロの元世界最年少記録保持者であることを告白したのは、オセロ7段を所有している、全日空の谷田邦彦機長(51)だ。

実は谷田機長は、1982年に当時15歳で世界選手権を制覇した、オセロの元世界チャンピオンだった。しかも、36年前に打ち立てた世界最年少記録は、福地選手が優勝した今回まで36年間続いていた。

つまり、かつての最年少記録保持者が同じ飛行機に機長として搭乗し、祝福のメッセージを送ったのだ。実はこれ、偶然ではなく全日空の“粋な計らい”だった。
世界選手権前から、谷田機長がパイロットとなるように調整し、サプライズ祝福が実現したのだ。

そして先程、谷田機長がコメントを発表した。

谷田機長:
みなさんのご活躍をぜひご搭乗いただいた皆さまと分かち合いたく、お時間を頂戴し、機内アナウンスをさせていただきました。心から「おめでとう」を何度でも申し上げたいです。

突然の祝福アナウンスに対し、福地選手の反応はどうだったのか。

帰国便に同乗した日本オセロ連盟の理事:
福地君は小さいので、表情が見えなかったんですけども、ご両親もとっても驚かれて喜ばれて「えぇ~!」というところだったので、(福地選手も)すごく喜んでいたと思います。

 
さらに、帰国した福地選手と谷田機長を空港で出迎えた中島哲也八段は、機内での裏話を明かした。


中島八段:
その話(アナウンス)をした後、谷田さんは涙を…こう…(谷田機長は)自分の記録が破られた、ちょっと悔しさはあるけれども、オセロ愛好家の一人として、めちゃめちゃうれしいことだという言い方はしていましたね。


(「プライムニュース イブニング」10月16日放送分より)

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