「報・連・相」は時間の無駄!“カリスマ”が語る「プロ経営者」の極意

  • 「ジョンソン・エンド・ジョンソン」や「カルビー」でトップを歴任した経営のプロ、松本晃さんが「ライザップグループ」に転身
  • 徹底的な現場主義…「オフィスは世界中で最も危険な場所」
  • 嫌いな言葉は『報・連・相』。相談には乗るけど、報告、連絡はいらない 

今年、カルビーの会長兼CEOを退任し、ライザップグループの代表取締役・構造改革担当に就任した松本晃さん。

ジョンソン・エンド・ジョンソンでは、社長に就任した9年間で売り上げを4倍に増やし、次のカルビーでは、シリアル「フルグラ」をヒット商品に成長させるなど、経営のプロとして知られている。

松本晃さん

そんな松本さんが今回選んだのは、数々の企業を買収し現在急成長中の「ライザップ」。 

松本晃さん
「人というのは、その会社にある富を取ろうと思って寄ってくるから、それを見極めて良いパートナーとやって行き、そうでもない人からは守ってあげないといけない」

徹底的な現場主義…「女性の補正下着売り場にも行きました」

新天地のライザップでさっそく実践していることは… 

松本晃さん
「ライザップの仕事をしている日は基本的に現場に行っています。トレーニングセンターにも行きましたし、女性の補正下着売り場にも行きました。下着の女性を見たわけじゃないですけど(笑)」 

椿原キャスター
「これまで経営されていて現場が大事だと思われた?」 

松本晃さん
「はい。なおかつ現場は面白い。現場に行くとウソがない。オフィスにいると時々ウソもある。
私は、Office is the most comfortable place in the worldと言っている。しかし、Office is the most dangerous place in the world。オフィスは世界中で最も危険な場所である、とも言っている」

「現場に行ったら何か見つかる。何か見るかるまでそこにいる」

カルビー時代には毎週日曜日に近所のスーパーやコンビニの売り場を数時間かけて定点観察していた松本さん。
「フルグラ」ヒットの裏には地道な現場観察にヒントが隠されていたという。 

松本晃さん
「一番最初に分かったのは、あの商品をお米と同じように置いても誰も来ない。人が通らないところにものを置いても売れない。現場に行ったら何か見つかる。何か見つかるまでそこにいる」 

徹底的な現場主義を貫く松本さんには、もうひとつ経営のプロとして大事にしていることがあった。

嫌いな言葉は『報・連・相』

松本晃さん
嫌いな言葉は『報・連・相』。報告、連絡、相談。そんなものなんで大事なんだと。私は報告なんてしてほしくない。相談されたら相談には乗るけど、連絡もいらない。時間の節約になる」

仕事をする上で大切とされている「報連相」は時間の無駄とバッサリ。

最後に松本流の経営で一番大事にしていることを聞くと。 

松本晃さん
「自分たちはまず、顧客と取引先に責任を果たします。二番目には一緒に働いている従業員とその家族。三番目は広い意味でのコミュニティー。自分たちが住む地域社会、世界、地球です。四番目が株主さん。株主ラストだが、順番通りに責任を果たしていけば結局は株主さんは喜んでくれる」

このインタビューを動画で見る
https://www.fnn.jp/posts/00403249CX

(「プライムニュース α」10月15日放送分)

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