弁当箱に大量のあんパンがギッシリ…妻が作ったワケとは?

カテゴリ:国内

  • お米もおかずもナシ!あんパンのみがギッシリのお弁当が話題に 
  • 投稿きっかけに「こんなお弁当見ました」と報告続々
  • 投稿者「弁当作ってくれる人にありがとう、と伝えて」

斬新な「だけ」弁当が話題に

“SNS映え”という言葉が浸透して早数年。
癒し系ペット写真やオシャレな手作り料理の写真をSNSで発信するアカウントは日々増え続けているが、既婚男子日記(@kikondanshi)さんがTwitterに投稿したお弁当が今、話題になっている。

 「お弁当です。時間がないとは聞いていました」

本来ご飯が入っているだろうという場所にもあんパン、おかずが入っているだろう部分にもあんパン
「お弁当にパン」は当然アリだが、お惣菜パンというわけでも種類が色々なわけでもなく、ただただあんパンだけがお弁当箱にギッシリ。

小さめサイズとはいえ8個ものあんパンがギュウギュウに詰め込まれたこの斬新なお弁当に、「なぜ詰めた」「パン圧高い」と驚きの声が挙がるとともに、「学生時代、お弁当にジャムパンだけ入ってたことある」「甘食だけのお弁当思い出した」など、「だけ」シリーズのお弁当の記憶を蘇らせる人も続々。

奥様が作ったというこのお弁当の写真には3万7000件を超える「いいね」が付き(10月11日現在)、Twitterではこれをきっかけに「お弁当談義」に花が咲いているのだ。

ひっくり返しても落ちてこないギッシリ具合。

いつも通り箸も入っていたので、箸でいただきました」という既婚男子日記さん。
時間に追われる焦りと同時に、なんとしてもお弁当の形にしたい!という熱いこだわりが伝わってくるようにも感じるこのお弁当。
押されすぎてあんこがはみ出たように見えるパンも、彩りのためにあえて断面を見せているのでは?と思えてくるこのお弁当について、お話を伺ってみた。

こういうディスプレイのイメージ。

「自分のために何かしてくれている人がいると再確認」

――改めて、お弁当箱を開けた感想をお願いします!

開けた瞬間は正直吹いてしまいました。しかし、すぐに頭に浮かんできたのは、どこまでも無邪気な妻が自分自身も仕事があり時間のない中で、キッチンに向かい、いつもの弁当箱を取り出し、私のために何とか準備してくれている光景でした。その時は胸に何かが突き刺さるような思いでした。

――他にも「だけ」お弁当に出会ったことは?

ありませんでした。

普段のお弁当は「ご飯にふりかけや梅干し、肉や魚の焼き物、ゆで卵、玉子焼き、茹でた野菜など」と、ごくごく普通のメニューだという、既婚男子日記さん。今回のようなギュウギュウ詰め・一種類のみのお弁当は初めてだということで、お弁当箱を開けた時の衝撃は容易に想像できる。

毎日のお弁当作りは大変な仕事。もしかしたら「これから週に1度はパンでお願い!」など、奥様からの“裏メッセージ”が込められていたのでは…と思ったのだが、そのような意図はなく、「ただただ時間に追われていた」とのことだ。


――ギッシリ詰まったあんパン、完食できましたか?

お昼に半分食べ、残りは間食などでもつまみ、帰る際には完食していました。


――Twitterでの反響について…

「時間のない中弁当箱に詰め込まれたあんぱん」という同じものを見ているのに、皆さんそれぞれが様々なことを感じていて、人間の感性は本当に面白いと感じています。弁当でなくても、誰かが限られた時間を割き、自分のために何かをしてくれるということは日常に溢れています。そんな誰かに心からの感謝ができるよう、日々精進して参ります。

実際に「袋入りのままでよかったのでは…」「お弁当の形にしたい!という思いやりが伝わる」と、寄せられたコメントは様々だったが、このお弁当をきっかけに「視野が広がった」という既婚男子日記さん。

この投稿の後「もしあなたに弁当を作ってくれてる人がいたら、今度いつもより少しだけ気持ちを込め、照れくささを感じながら『弁当ありがとう』と伝えてあげてください。それか『今日は自分で作るよ』と作ってみてください。時間の関係であんぱんを詰めるかどうかはご自由になさってください」とコメントしていたが、10月10日には自ら実践し、奥様に代わってお弁当を手作りしたとのこと。
しかし出来上がったおかずは、とてもお弁当箱には入りきらない量になってしまったそうで、「いつも僕が食べる適度な分量も考えてくれてたんですね」ともコメントしていた。

衝撃のあんパン弁当から繋がった、ちょっとイイ話。
次のお弁当タイムには、いつもより感謝の念を込めてフタを開けてみたくなる。